■大嶋和也選手のコメント
「23号車は止まりきれないスピードで入ってきた感じでした。僕は避けましたけど、結局あの混乱のなかでマシンに空力的なダメージを受けてしまい、そのあとはグリップが全然なくなってしまいました」
「それまでは、前にいるマシンたちを抜ければさらに追い上げていける、と思っていたんですけどね。最終戦のもてぎは、意地で優勝を目指すしかないです。今年はストレスの溜まるレースが多かったので、最後はスッキリと終われるよう頑張ります」
■フェリックス・ローゼンクヴィスト選手のコメント
「決勝のペースは良い時もあれば、それほどでない時もありましたが、総じていえばわるくなかったと思います。特にセーフティカーが出る前の時期からはかなり良いペースで走れていました。ただ、自分のスティントの最後もそうですし、カズヤに代わってからも不運なことが続いてしまい、残念な一戦でした」
「最終戦、失うものはありませんし、良い結果で終わりたいですね。先日のもてぎ合同テストでの感触的にも、今回より良いペースを発揮できると思います」

■田中耕太郎エンジニアのコメント
「決勝レースのペース自体は良かったと思います。しかし終盤、不運なアクシデントでマシンがダメージを負い、空力的な損失を被ってしまってからは本来の力を発揮できませんでした。今のGT500マシンはとても高度でデリケートですからね。最終戦でなるべく多くポイントを獲れるよう頑張ります」
■脇阪寿一監督のコメント
「予選でのタイヤ選択はグレイニング(ささくれ摩耗)の少なさを重視し、レースのことも考えてソフトにしました。決勝日は温度条件が上がりましたから、結果的には両ドライバーともソフトで走った我々の選択にアドバンテージはなかったのかもしれません」
「ただ、フェリックスのスティントの後半のペースは同じレクサスのミディアム勢に対してかなり良かったですし、レース前半の状況からは今回、自分としては優勝まで考えられるくらいの感触がありました。38号車の真後ろで急ブレーキ、となったところから、様々な面で展開がわるくなってしまいましたね」
「ピットアウト後はペースが上がらないマシンの後ろに出ることになってしまい、そこで大嶋が苦しむことになり、アクシデントにも巻き込まれて空力的なダメージを受けることにもつながってしまったわけです。これで最終戦に向けてはタイトル争いに残れませんでしたけど、我々としてもとにかく優勝したいので、最後までしっかり戦っていきたいと思います」
シリーズランキング
大嶋和也&フェリックス・ローゼンクヴィスト:10位/36ポイント(今回2ポイント獲得)
チーム部門:8位/57ポイント(今回5ポイント獲得)
観客動員数
開催期間中延べ入場者数 約3万930人
10月20日土曜(予選日天気:晴れ)1万550人
10月21日日曜(決勝日天気:晴れ)2万380人
イベントへの参加報告
ピットウォーク開催日程:10月20日12:00~12:50 10月21日11:00~11:55キッズウォーク開催日程:10月20日16:50~17:35
主催:GTアソシエイション、オートポリス
参加者:大嶋和也、フェリックス・ローゼンクヴィスト
ピットロード開放エリアにて握手&サイン会、撮影会、グッズ提供等を行ない、今回も沢山のお客様をお迎えすることができました。決勝レース開始前にはグリッドウォークも実施されています。