「今までで一番、胃が痛くなるレースだった」。レース後に苦笑するのは100号車RAYBRIG NSX-GTの伊与木仁チーフエンジニアだ。1号車KeePer TOM’S LC500との同ポイントで迎えたタイトル決戦、前でチェッカーを受けた方がチャンピオンというシンプルな状況なだけに、ドライバーと同様にチームもお互いを意識するプレッシャーの中での戦いとなった。『どうしたら相手の前に出られるか』『どうしたら防げるか』──両者それぞれのレース中の戦略を追った。
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偶然だった同時ピットイン。「胃が痛くなった」RAYBRIGの勝負を懸けたストラテジーとKeePerの誤算《GT500決勝あと読み》
Tomoyuki Mizuno / autosport web