GT500クラスのQ1を挟んで迎えた予選Q2は、15時38分からピットレーン1コーナー側に陣取る55号車、34号車のNSX勢を先頭にコースイン。アウトラップから2周のウォームアップを経て、全セクターベストのトップにおどり出たのは、ARTA NSX GT3を操る福住で1分24秒889のレコードタイムを叩き出す。
そのまま5周目のセクター1でもベストを記録した福住だが、背後からそのタイムを更新して迫ってきたのは、同じくブリヂストンを履くGT3マシンのK-tunes RC F GT3、阪口晴南。しかし最終的には、わずか0.016秒差で逆転トップタイムとはならず惜しくも2番手に。
一方の福住も連続アタックラップでは88号車マネパ ランボルギーニ GT3をかわしながらの走行で自己ベスト更新とはいかなかったものの、それでも圧巻のコースレコードで阪口との“ルーキー対決”を制した福住が、GT300クラス・デビュー戦ポールポジションを獲得した。
そして3番手には車重の軽さを武器に連続周回でタイム更新を続けた52号車、脇阪薫一の埼玉トヨペットGB マークXが付け、2018年シリーズ王者の蒲生がさすがの走りで4番手にジャンプアップと、GT3、マザーシャシーが入り乱れてセカンドロウまでをブリヂストン勢が独占する強さを披露。以下、HOPPY 86 MC、ADVICS マッハ車検 MC86のトップ6となっている。
いよいよ2019年最初の勝負を迎えるスーパーG、第1戦岡山の決勝レースは14日(日)14時30分から、82周で争われる。
