更新日: 2019.04.15 16:43
LEXUS GAZOO Racing 2019スーパーGT第1戦岡山 レースレポート
◆決勝◆
14日(日)は午前中に降りだした雨でコースはウェットコンディションに。午後2時半、気温12度、路面温度14度という肌寒さを感じる中、予定されていた県警によるパレードラン及びフォーメーションラップは行われずに、セーフティカー先導でレース周回が開始されました。
セーフティカーランは3周で終了し、4周目より本格戦開始。しかし、強さを増す雨の中で、すぐにGT300クラス車両が接触によりクラッシュ。再びのセーフティカー導入から10周目に2度目の再スタートが切られましたが、13周目にS字コーナーで多重クラッシュが発生。赤旗中断となりました。
約45分間の中断を経て、セーフティカー先導走行の後に20周目からレースが再開されましたが、首位争いの車両が接触しグラベルにストップするなど大荒れの展開に。その後もセーフティカー走行を続けてレース再開のタイミングを伺いましたが、雨脚は弱まらず、午後4時半に2度目の赤旗中断。レースはそのまま終了となりました。
レースは2度目の赤旗が出された31周目の順位が最終結果となり、選手権ポイントはフルレースの半分が与えられることとなりました。
予選で下位に沈み、決勝での追い上げを狙っていたLEXUS勢でしたが、ほとんどがセーフティカー走行で視界も悪いこの状況ではポジションアップは叶わず、悪コンディションの中、坪井が粘り強く走り続けた19号車が最上位の6位フィニッシュ。38号車が8位、36号車が9位となりました。
GT300クラスでは、最前列2番手からスタートした96号車が短い走行時間ながら激しい首位争いを展開。2度目の再スタート後、12周目に首位を奪取。そのままの順位でチェッカーとなり、今季初勝利を飾りました。また、12番手からスタートを切った60号車も7位でポイント獲得を果たしました。
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