GT500クラスのQ1を経て15時15分に始まった予選Q2は、気温21~22度ながら、日差しの影響からか、路面温度が40度前後に到達する箇所もあり、各チームが持ち込んできたタイヤの作動レンジが、タイム更新合戦にどう影響するかが焦点に。

 全車2周ほどをかけての慎重なウォームアップからアタックラップへと向かうと、まずはD’station Vantage GT3の藤井誠暢が早々に1分36秒台に突入して首位へ。続けざまにリアライズ GT-Rの平峰が1分35秒871と、コースレコードに迫るタイムで午前のトップタイムをクリアしていく。

 初音ミク AMGの谷口信輝も1分36秒592と続くも、その直後にマザーシャシーが立て続けに上位進出を果たし、HOPPY 86、ADVICS マッハ車検 MC86が2番手、3番手に並んでいく。

 午前の公式練習でナンバー1の最高速を記録していたマッハ車検 MC86の平木湧也は、HOPPY 86の背後でさらにセクター1のタイムを詰めるも、25号車ともども自己ベストはならず。リアライズ GT-Rの平峰が見事にワンアタックを決め、JLOC所属時代の2018年最終戦もてぎ以来となる2度目のポールポジションを獲得してみせた。

 2台の86マザーシャシーの背後、4番手にはQ1カットライン“昇格通過”を果たしたGAINER TANAX GT-Rが続き、5番手にはRUNUP RIVAUX GT-Rと2018年型ニッサンGT-RニスモGT3が続き、初音ミク AMGが6番手。最多ポール記録更新をかけた高木のARTA NSX GT3は7番手、Modulo 大津弘樹がアタッカーを務めたModulo KENWOOD NSX GT3が8番手だった。

 なお、トップのリアライズ GT-Rから8番手Modulo NSX GT3までは0.776秒差の接戦だった。

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