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投稿日: 2019.05.07 18:00
更新日: 2019.05.08 11:18

LEXUS GAZOO Racing 2019スーパーGT第2戦富士 レースレポート


スーパーGT | LEXUS GAZOO Racing 2019スーパーGT第2戦富士 レースレポート

SUPER GT 第2戦
FUJI GT 500km RACE

雨上がりの“ホーム”富士で立川/石浦組LEXUS LC500が逆転勝利!

 富士スピードウェイで開催されたスーパーGT第2戦は、スタート直後の雷雨で一旦は赤旗中断となるもその後回復していくなかで激戦が展開。7番手グリッドから追い上げた立川祐路/石浦宏明組 ZENT CERUMO LC500 38号車が終盤劇的な逆転を果たし、得意の“ホーム”富士で2年ぶりの勝利を飾りました。

 スーパーGT第2戦『FUJI GT 500km RACE』が5月3日(金)、4日(土)の両日、静岡県の富士スピードウェイで開催されました。
 
 悪天候に翻弄された開幕戦の岡山大会から3週間。スーパーGTは恒例のゴールデンウィーク開催となる第2戦富士を迎えました。国内のモータースポーツで最高の人気を誇るスーパーGTのなかでも、毎年特に多くの観客が集まるGWの富士大会。今年は特に10連休、そして天候に恵まれたこともあり、2日間で9万人以上ものモータースポーツファンの皆様が集結し、熱いレースを堪能しました。
 
 前戦岡山大会は悪天候のために長いセーフティカーランの末に2度目の赤旗で短縮終了となりました。今季がLEXUS LC500での参戦ラストシーズンとなるLEXUS勢は予選から苦戦を強いられ、最上位が6位に終わりました。

 第2戦となる富士大会は、通常の300kmよりも長い500kmでの開催。2度のドライバー交代が義務づけられます。開幕戦がハーフポイント獲得に終わったため、各車のウェイトハンデも例年に比べると差のない状況での長丁場のレース、ホームコースであるLEXUS勢の巻き返しに期待がかかりました。

 今大会、au TOM’S LC500 36号車の中嶋一貴はWEC(世界耐久選手権)第7戦スパ6時間のために欠場。代わりにGT300クラスに出場している宮田莉朋が36号車の第2ドライバーとして、GT500クラスにデビューすることとなりました。

◆予選◆

 3日(金)は好天に恵まれ、暖かさを感じる気温22度、路面温度33度というコンディションで午後2時30分より予選が行われました。

 15分間で行われたQ1では、セッション開始から5分ほど全車待機してコースイン。数周でタイヤを暖め、セッション終盤にタイムが更新され、順位が目まぐるしく入れ替わっていきました。

 LEXUS勢は38号車の石浦がまず1分27秒台に入れてトップに立つと、KeePer TOM’S LC500 37号車の平川亮が好タイムでこれを塗り替えました。しかし、その後ライバルに0.007秒上回られ、平川が2番手、石浦が3番手、そして、前戦は予選、決勝ともに走行のチャンスがなかったDENSO KOBELCO SARD LC500 39号車の中山雄一が初のGT500クラス予選アタックで見事7番手タイムをマークし、Q2進出を果たしました。

 WAKO’S 4CR LC500 6号車の大嶋和也は僅か0.037秒及ばず9番手。36号車が11番手、WedsSport ADVAN LC500 19号車が14番手でQ1敗退となりました。

 Q2(10分間)は15時33分から開始され、やや路面温度も下がるなか、セッション終盤に僅差での激しいアタック合戦が繰り広げられました。LEXUS勢ではQ1でも最上位につけた37号車のニック・キャシディが、これまでの予選コースレコードを上回る好タイムをマーク。ライバル勢もレコードを更新し食い下がりますが、キャシディのタイムには届かず、ポールポジション獲得かと思われましたが、最後の最後に上回られ、37号車は最前列2番手グリッド。ヘイキ・コバライネンがアタックした39号車が5番手、立川祐路の38号車が7番手グリッドから明日の決勝に臨むこととなりました。

2年ぶりの勝利を挙げた立川祐路/石浦宏明組 ZENT CERUMO LC500
2年ぶりの勝利を挙げた立川祐路/石浦宏明組 ZENT CERUMO LC500


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