◆決勝

天気:晴れ
コース状況:ドライ
気温:33度(スタート時)
路面温度:(スタート時)
決勝レース開始:現地15時
レース周回数:66周(約300km)

#6 WAKO’S 4CR LC500(大嶋和也選手&山下健太選手)決勝結果:優勝(所要時間:1時間44分12秒812/ベストラップ:1分25秒603=大嶋選手)

 決勝もドライコンディションでの戦い、#6 WAKO’S 4CR LC500は大嶋がスタートを担当し、ルーティンピット後を山下が受け持つオーダーで臨む。

 大嶋はスタートから首位を守って走り続けた。最初は19号車、次は36号車と、同じレクサス勢のマシンが背後に迫るが、これをしっかり押さえて走る。ピットイン目前の29周目に36号車の先行を許しはしたが、似たようなペースのマシンを相手に、大嶋は自身のスティントの大半をトップで走りきった。そして30周終了時、36号車とともにピットへ。ここでメカニックたちが素晴らしいピット作業をした結果、36号車より前でのコース復帰が叶う。

WAKO'S 4CR LC500(大嶋和也/山下健太)
WAKO’S 4CR LC500(大嶋和也/山下健太)

 山下も36号車からの追撃を受けるが、懸命に防戦。しかし後方でアクシデントがあり、38周目を走っているときにセーフティカー導入となる。42周終了時にセーフティカーが撤収、すると今度は37号車が山下を追いかける位置に上がってきて、またもやレクサス同士のトップ争いが激化する。完全に並びかけられる場面もあったが、山下はトップをキープし続けた。そしてトップのまま最終66周目を終え、チェッカーフラッグを受ける。

WAKO'S 4CR LC500(大嶋和也/山下健太)
WAKO’S 4CR LC500(大嶋和也/山下健太)

 今季初優勝。2016年に脇阪寿一監督率いる現在のチーム体制になってから、表彰台獲得やシリーズ上位成績は幾度もあったが、待望の初優勝が達成された。

 しかもこれでドライバーズポイントでは大嶋&山下が首位に浮上。次の富士戦からはウエイトハンデが燃料流量リストリクター調整併用域に入るためマシンパフォーマンスを引き出すのは大変になるが、このポール・トゥ・ウインを弾みに、シリーズタイトル獲得に向けてチームは歩みを進めてゆく。

WAKO'S 4CR LC500(大嶋和也/山下健太)
WAKO’S 4CR LC500(大嶋和也/山下健太)

■コメント

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