GT300クラスは26台がエントリー。このうち2台がワイルドカード参戦する地元チームだ。

　1台は昨年もGTタイにワイルドカード参戦したヴァッターナ・モータースポーツでVattana BMW M6 GT3としてエントリー。マシンはBMW M6 GT3を使用する。

　ドライバーはオーストラリア出身のモーガン・ハーバーと昨年もエントリーしたソンサワット・アサワヘムのふたり。ハーバーは1993年生まれの23歳。今年はMARC GTと組んでドバイ24時間やバサースト12時間に出場しているほか、オーストラリアGT選手権にM6 GT3で参戦している。

　もう1台は先日岡山国際サーキットでシェイクダウンされた新造86マザーシャシー。走らせるのはトヨタ・チーム・タイランドでArto 86 MCとして参戦する。

　ドライバーはGTアジアなどに積極的に参戦しているシンハビールの副社長、ピティ・ピロムパクディと、14年もワイルドカード参戦したナッターウッド・シャロエンスクハワタナのコンビとなる。

　シリーズ唯一の海外戦ということに加え、牧野のGT500デビュー、ワイルドカード参戦チームなど、第7戦も見どころは豊富だ。

　また、シリーズは残り3戦となるため、チャンピオンシップを考えても、熱いバトルが繰り広げられることは間違いないだろう。

■スーパーGT第7戦タイ GT300エントリーリスト