更新日: 2019.09.21 18:26
ARTA NSX-GT 2019スーパーGT第7戦SUGO 予選レポート
第7戦 スポーツランドSUGO
僅差でQ1進めずも明日は表彰台を目指す
今シーズンも終盤を迎え、第7戦は今まで積んでいたウェイトハンディが半減する。#8 ARTA NSX-GTは31kgのウェイトを積んで午前のセッションの走行を開始した。
8月のテストでこのコースを走っているが、その時より車が曲がりにくくなっていた。しかし、そんな状態にも関わらず、4番手のタイムで午前のセッションを終えた。
Q1のアタッカーは伊沢拓也選手。アンダーステアの症状を消す方向でセットを変更しコースイン。前後の車両との間隔を取りながらタイムアタックに入っていった。セッション終了間際までQ2に進めるギリギリのポジションにいたが、最後に抜かれてしまいQ2進出はならなかった。
明日は9番手からのスタートとなるが、車のバランスは良いので表彰台を目指して戦っていきたい。
鈴木亜久里監督のコメント
「伊沢の走りは悪くなかったんだけど、ここのコースはちょっとしたタイム差で明暗が分かれてしまうので、難しい予選だったね。ここは毎年荒れるし、ウチの車は遅くないから最後まで残ってポイントを沢山稼ぎたいね」
星学文エンジニアのコメント
「走り出しは車が曲がりにくい症状が出てしまったので、タイヤを変えて予選に挑みました。予選に向けてセットをアジャストして、バランスの向上は見られたものの全体的にグリップがもう少し欲しいと思う内容でした。このコースは10分の数秒差で順位が大きく変わってしまうので難しい予選でした。決勝に向けてセットを見直して準備していきます」
野尻智紀選手のコメント
「Q2に進出することが出来ませんでしたが、明日は何があるか、どんな事が起こるか分からないのでチャンスはあると思っています。明日は最低でも表彰台を狙って準備をしたいと思います」
伊沢拓也選手のコメント
「アタック自体はまずまず上手く出来たと感じています。朝から路温が変わったり、午前と種類が違うタイヤを使ったりなど上手くそれに合わせてタイムを出し切れませんでした。僅差ではありますが、そこを詰め切れなかったのが非常に悔しいです。明日は荒れたレースになると思うので、しっかり最後まで走りきって挽回したいです」