更新日: 2019.11.06 20:51
ニッサン 2019スーパーGT第8戦もてぎ レースレポート
●ロニー・クインタレッリ(#23 MOTUL AUTECH GT-R/決勝8位)
「今日は大変なレースでした。シーズン3位になれたのは、去年が8位だったことを考えると進歩を感じますが、まだまだ足りません」
「来年はクルマが変わります。これからたくさん開発もしていくので、ぜひ来シーズンは強いGT-Rをファンの皆さんに見せられるよう、このシーズンオフも頑張っていきます。今シーズンたくさんの応援、ありがとうございました」
●松田次生(#23 MOTUL AUTECH GT-R/決勝8位)
「去年はランキング8位だったので、今年3位に上がることができたのは良かったですが、2009年以来の未勝利に終わったことは、とても悔しいです」
「富士500マイルレースを勝ち取れなかったことは特に悔しいですね。チームのみんなで頑張った結果の3位ですが、まだまだ足りません。来年はしっかりと結果を残せるよう、2020年仕様のGT-Rの準備を進めていきたいと思います。今シーズンも最後までたくさんの応援をいただき、ありがとうございました」
【GT300クラス】
GT300クラスは、#56 リアライズ日産自動車大学校GT-R(平峰一貴/サッシャ・フェネストラズ)が予選2番手からスタートしました。
序盤から激しいトップ争いが繰り広げられるなか、予選4番手からスタートした#11 GAINER TANAX GT-R(平中克幸/安田裕信)が、着実に2番手まで浮上。#56 GT-Rはトップに立ったものの、途中で電気系のトラブルに見舞われ順位を落とし、#11 GT-Rのトップ争いの相手は#65 メルセデスに替わりました。
ファイナルラップに#65 メルセデスがスローダウンし、その脇を#11 GT-Rがすり抜けてトップチェッカー。#11 GT-Rは第2戦富士500km以来のシーズン2勝目を遂げ、シリーズ3位となりました。
GT300クラスでは、10号車が第4戦タイで優勝しており、NISSAN GT-R NISMO GT3が年間3勝を挙げました。
■コメント
●安田裕信(#11 GAINER TANAX GT-R/決勝優勝)
「4番手からのスタートでしたが、序盤にポジションを上げる自信はありました。ポールポジションのマシンと56号車の後ろについて、2台が接触した隙をついて、2番手に上がることができました」
「56号車にも追いつきたかったですが、向こうのペースの方が少し良かったですね。ピットに入るタイミングは56号車と同時で、平中選手もいいペースで走ってくれました。最後にラッキーもあった優勝ですが、GTで年間2勝したことはこれまでなかったので、うれしかったです」
●平中克幸(#11 GAINER TANAX GT-R/決勝優勝)
「今週末は走り始めからフィーリングが良かったです。特にタイヤは、ここ数戦苦戦が続いてきたなかで、新しいタイヤをダンロップさんが持ち込んでくれたのですが、走り始めから常にいいフィーリングで走れました」
「予選でも優勝を狙える位置に来られて、決勝も期待していました。65号車がつねに速かったので流石に無理かとも思いましたが、最終コーナーを立ち上がったら思いのほか相手が近くにいたので、一瞬何があったのか分かりませんでしたが、そのまま抜いてチェッカーを受けることができました」
「棚ぼたの部分もありますが、この位置をキープして走れたのも僕たちが今回優勝できたことにつながったと思います。完ぺきなレースができました。シーズン後半戦でノーポイントが続いたのは悔しいし残念ですが、最終戦で優勝できたのは素直にうれしいです」