投稿日: 2016.03.24 03:13
更新日: 2016.03.24 13:54
更新日: 2016.03.24 13:54
ホンダがGT3規定に参入!『アキュラNSX GT3』をニューヨークショーで公開
Ryuji Hirano / AUTOSPORTweb
NSX GT3は、ブロックを含め市販車と同様の3.5リッターツインターボV6エンジンをミッドに搭載。6速シーケンシャルでリヤを駆動する。また、フレームについても市販NSXの堅牢かつ軽量なスペースフレームとボディを使用。アメリカのPMCで生産されるものが使用されるという。市販車部分を多用するGT3カーとして、アウディR8 LMSやランボルギーニ・ウラカンと近いかもしれない。
このNSX GT3は、日本とヨーロッパですでに開発とサーキット上のテストが行われているという。今後、最終的にグローバルなレース仕様としての開発と最終的な確認は、アメリカのホンダ・パフォーマンス・デベロップメント(HPD)に引き継がれ、今秋にはホモロゲーションを取得。2017年には北米でレースデビューを予定しているとのことだ。
「NSXは、アキュラの技術力を表現するもので、GT3モデルがレースでパフォーマンスを発揮するのが楽しみで仕方ない」と語るのは、HPD代表のアート・セントシアー。
「我々はまさにワールドクラスにある新型NSXのレースカーを作り上げるため、オハイオと日本でともに働いている」
GT3カテゴリーはヨーロッパを中心に世界中に普及しており、日本ではスーパーGT300クラス、スーパー耐久に出場が可能。また日本車では、ヨーロッパでの戴冠も果たしたニッサンGT-RニスモGT3、そして現在開発が続けられているレクサスRC F GT3に続いて3車種目となる。日本でどういった活用がされるのかも大いに気になるマシンだ。
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