続く公式練習2は11時20分開始予定だったものの、間に行われたスーパーGT×DTMの公式練習1スタート時点からコース上の雨量が増え、濃霧により視界不良での赤旗掲示があるなど天候はさらに悪化方向に。このため、10分遅れの11時30分から25分間のセッションがスタートした。

 スーパー耐久ではつちやエンジニアリングがメンテナンスを担当するMaxRacing RC F GT3のステアリングを握り、今回はドライバーとして参加の土屋武士もコースに入り、各車周回を重ねるも、雨量が多い影響か、タイムは小高が操るマクラーレン720S2分5秒台がやっと。開始12分にはヘアピンでRUNUP RIVAUX GT-Rがスピンし、ふたたびの赤旗掲示となる。

『auto sport web Sprint Cup』ではドライバーとしてMaxRacing RC F GT3をドライブする土屋武士
『auto sport web Sprint Cup』ではドライバーとしてMaxRacing RC F GT3をドライブする土屋武士

 幸い、RUNUP GT-Rの青木は自走で復帰したこともあり、残り8分でセッション再開になると土屋のMaxRacing RC F、青木のRUNUP GT-Rらが周回を重ね、2番手タイム更新合戦となるも2台ともに2分07秒台止まり。小高が2分05秒923で首位に立ち、土屋、青木のトップ3となった。

Planex スマカメ マクラーレン720S
Planex スマカメ マクラーレン720S

 そのまま10分遅れのタイムスケジュールで13時から開始となった40分間の公式練習3は、aprの31号車プリウスやRUNUP GT-R、LM corsa勢が序盤ピットで待機するなか、公式練習1をトラブルで失いふたたびステアリングを握った小高のマクラーレン720Sと、同世代である笹原のコルベットC7 GT3-Rがセッションをけん引する格好となった。

 2台はともにタイムを縮めていき早々に公式練習2の最速タイムを更新すると、20分経過時点で笹原が1分59秒264をマーク。小高も2分03秒289まで詰め、久保田克昭にバトンタッチする。

 依然として降り続ける雨のなか、順調に周回を重ねた各車だったがセッションが残り9分となったところで毎セッションの赤旗に。残り4分で再開も、視界不良の影響は大きく、順位変動なくチェッカー。終盤コースインしてすぐタイムを出した31号車プリウスの中山友貴が2番手、RUNUP GT-Rが3番手に続いている。

 23~24日に開催される決勝に向け、予選方式も独自の形態が採用される『auto sport web Sprint Cup』。23日には、2名の合算タイムで決勝レース1のグリッドを決めるべく、Aドライバー、Bドライバーともに10分間の計時予選が、8時40分から行われる。

LMcorsa Ferrari 488 GT3
LMcorsa Ferrari 488 GT3
31号車TOYOTA GR SPORTS PRIUS PHV apr GT
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