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 トップとの差を1周に収めたことから、しっかり3ポイントを稼いでチームランキングでは16位に。続くツインリンクもてぎでの2連戦は、第3戦代替レースがポイント半減、最終戦はノーハンデとなるものの、ほとんどウエイトに苦しんでいない「#30 TOYOTA PRIUS apr GT」にとっては、そう大きな影響を及ぼさないかもしれない。

 しかし、ストップ&ゴーの連続するレイアウトに相性のいいことは、昨年の「#31 TOYOTA PRIUS apr GT」の優勝で実証済。2レースで少しでも多くのポイントを稼いで、笑顔のままシーズンを終えられることを期待したい。

永井宏明選手

「初めてのチャーンサーキットでスタートを任され、次々と後方から襲いかかってくるクルマには、少々苦労しましたが、スタート直後の混戦を抜けてからは、ペースもそれほど悪くなかったと思います」

「今年は我々にとって勉強の年。30号車のカローラ三重チームとしては何事も勉強だと思っていたので、しっかりと1年間の成果を、次のもてぎの2戦では出したいと思います。」

佐々木孝太選手

「僕に代わってから今回に関しては、タイヤも最後までしっかりマネージメントできるぐらいのグリップを確保できていたし、ペースも31号車と変わらないぐらいのペースで走れるようになったので、決勝だけを考えるとすごくよかったです。ただ、決勝で着実な進歩を感じましたが、公式練習での遅れが響いてしまいましたし、もっともっと僕らも突き詰めていく必要があるとも」

「次のもてぎには、またハイブリッドが戻っていろんな要素があるので、ちゃんとその辺を見据えてセットアップを進めて、より精度の高いものにしていければ、もっといい位置からスタートできると思います。もちろん、決勝でもいい成果を残して、いいシーズンオフを過ごせるようにできたらいいですね」

金曽裕人監督

「このコースが初めての永井選手にスタートしてもらって、最初ショートで行こうと思ったんだけど、思いのほか、周りのトルクのあるクルマに食われてしまいました、順位で。だから、本当ならばもっと粘っていってくれればよかったんだけど、それは初めての経験なんだから、仕方がないという部分」

「最後の方の佐々木選手のペースが非常に良くて、ポジションを上げて14位という結果が得られたというのは、ポイントを獲るというのが大前提だったから、それが獲れなかったのは残念だったけど、来年のタイには繋がるレースにはなったと思います。最終戦に関しては、プライベートテストも行ったサーキットなので、永井選手も得意としているところだから、期待できると思います」

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