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  • GT300では2020年、ウエイトハンデシステムに変更があった。開幕戦と最終戦のノーウエイトは変わらず、第2戦から第6戦は1ポイント×3kg、第7戦は1ポイント×1.5kgとなっている。ウエイトの上限は100kgのままだ。これはウエイト感度が小さいGT3車両に対して、上位入賞が続かないようにするための措置。表彰台の顔ぶれが毎戦異なる期待感がある反面、ウエイト感度が大きいJAF-GTやMCへの影響、順位操作といった懸念もある。なお、このウエイトハンデシステムは、今季途中で変更することはないとされている。
  • 3年ぶりのGT300復帰となった柳田。全体のトップタイムは加藤の記録だが、セッション3での雨の前半には柳田がトップに立っていた。GT500とGT300でそれぞれ2回のタイトル獲得。エヴォーラ MCを駆り、5度目のタイトルはあるか?
  • Hitotsuyama Racingは体制を刷新。車両メンテナンスとエンジニアリングをチームルマンが担当し、アウディファクトリードライバーのクリストファー・ミース、GT300とS耐でアウディR8をドライブした経験を持つ川端伸太朗が加入。岡山テストでは2番手タイムと、早々に速さをみせた
  • 今季のGT300で、最大のトピックが埼玉トヨペット Green BraveのGRスープラ。昨年はマークX MCで2度の表彰台獲得。車両変更にはリスクも伴うが、新たなチャレンジに踏み切った。今季はチーム2年目の吉田広樹がエースドライバーとなり、ルーキーの川合孝汰とコンビを組む
  • スーパーGT:2020年、GT300の戦い方が変わる。新ルール“1ポイント×3kg”の波紋
  • 2017年シーズンまでGT300クラスに参戦し、2018年と2019年はBMW M4 GT4でブランパンGTアジアを戦っていたTeam StudieがGT300へ復帰。2014年から2017年も在籍していた荒聖治と、PCCJのジェントルマンクラスチャンピオンの山口智英がコンビを組む
  • 2019年まで96号車のサポート役を担っていたINGINGが、新たなチームとして86 MCで参戦。GT500やスーパーフォーミュラでのチャンピオン経験がある田中耕太郎エンジニアの加入にも注目が集まる。タイヤもBSで、「最強のパッケージ」と恐れられる存在だ
  • ミシュランがGT300では6年ぶりにタイヤを供給。岡山テストでは9号車(PACIFIC NAC D'station Vantage GT3)と60号車(SYNTIUM LMcorsa RC F GT3)、そろってウエットでは上位に着けたが、ドライでは下位に。課題は残るが、スーパーGTでの実績は充分。新たなタイヤ戦争が始まる
  • 86 MCで2016年シーズンのチャンピオンになったつちやエンジニアリングが、ポルシェにマシンをスイッチ。MCとは車両特性も重量も異なり、タイヤ開発が急がれる。それが進めば、必ずタイトル争いに加わってくる1台だ