autosport web

 2019年10月、ホッケンハイムで行なわれたDTM最終戦に、スーパーGT GT500の3台が参戦。長年に渡るコラボレーションの形が本格的にスタートした記念の日だった。と同時に、スーパーGT側にとってその日は別の意味でも深く刻まれた一戦だった言える。未知のコース、未知のタイヤに翻弄されたスーパーGTはDTMを相手に惨敗を喫したのだ。

 その時からドライバー、エンジニアらの間で口々に語られたのが、「メカニカルグリップの重要性を痛感した」という言葉だった。その後、富士スピードウェイで行なわれたスーパーGT×DTM特別交流戦では一矢報いたものの、あのホッケンハイムでの出来事はいまも苦い記憶として残っている。

 スーパーGTとDTMには共通車両規定『Class1規定』があるとはいえ、コース等の環境要因やピレリのタイヤなど両者には大きな違いがある。そのため、そもそもにおいてマシンを作り上げるフィロソフィーは異なる。その一因が“メカニカルグリップ”だ。オートスポーツではこの日からあらためて“メカニカルグリップ”について考えてきた。

本日のレースクイーン

荒井つかさあらいつかさ
2025年 / スーパーフォーミュラ
トヨタS&Dミレル
  • auto sport ch by autosport web

    RA272とMP4/5の生音はマニア垂涎。ホンダF1オートサロン特別イベントの舞台裏に完全密着

    RA272とMP4/5の生音はマニア垂涎。ホンダF1オートサロン特別イベントの舞台裏に完全密着

  • auto sport

    auto sport 2025年5月号 No.1607

    スーパーGT非公式ガイドブック
    GT500/GT300全チーム&ドライバーガイド

  • asweb shop

    オラクル レッドブル レーシング NewEra 9SEVENTY マックス・フェルスタッペン 日本GP 限定 キャップ 2025

    10,560円