Ryuji Hirano / AUTOSPORTweb

 GT500、GT300とも各陣営は淡々とメニューをこなしていき、午前のトップタイムは前日午前に続きカルソニックIMPUL GT-Rがマークした。テストで上位タイムを出し続けているDENSO KOBELCO SARD RC Fがこのセッションの2番手に。前日、トラブルがあったWAKO’S 4CR RC Fが3番手と、このセッションもニッサン、レクサス勢が上位を占めている。

WAKO'S 4CR RC F
WAKO’S 4CR RC F

 GT300クラスではStudie BMW M6がベストタイムに。前日午前はアタック等も行わず走っていたM6勢だが、ストレートスピードのアベレージも高く、クイックなコーナリングで富士とは非常に相性が良さそう。昨年までのZ4に比べ大きくパワーも上がっており、BMW勢はこの富士で怖い存在になるかもしれない。

Studie BMW M6
Studie BMW M6

 なお、GT300クラスのストレートスピードは昨夕にスピードアナリシスがリリースされている。上位を占めているのは、ランボルギーニ・ウラカンGT3勢。トップスピードで280km/h程度をマークしており、GT500のホンダNSXコンセプト-GT勢と5〜6km/h程度しか変わらない。

 次いでニッサンGT-RニスモGT3、BMW M6 GT3勢が270km/h強をマークしており、直線はこの3台が有利になりそう。ユニークなのは、直線不利と言われているGT300マザーシャシー勢の中で、シンティアム・アップル・ロータスが270km/h前後のストレートスピードをマークしていることだろう。このあたりは第2戦をうらなう上で楽しみなポイントと言えるだろう。

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