スーパーGT:エヴァRT初号機XWorksに起用された松村浩之がランブラスとマネジメント契約締結
RAMBLAS PRESS RELEASE
2020年8月7日
スーパーGT、エヴァRT初号機XWorksに起用された松村浩之がランブラスとマネジメント契約締結。
各位
スーパーGTに参戦するX.Worksをサポートするエヴァンゲリオンレーシングが、今週末に開催されるスーパーGT第2戦のドライバーとして松村浩之を起用することが先日発表されました。モータースポーツマネジメント会社として国内外トップドライバーをマネジメントする有限会社ランブラス(本社・東京都品川区 代表取締役 町田英明)は、今回、松村浩之をそのファミリーの一員として迎えることとなりましたので、ご報告します。
松村浩之は、9歳からレーシングカートを始め、全日本カート選手権で活躍。鈴鹿レーシングスクールに入校し、F1を目指して高校卒業と同時に単身渡欧。フォーミュラ・ルノー・ユーロカップでは第15戦モンツアで小林可夢偉選手を押さえて2位表彰台を獲得。シリーズランキングでは現在スーパーGTで活躍するベルトラン・バゲット選手に次ぐ9位にとどまったものの、F1で活躍するロメイン・グロージャン選手や、ジェラーム・ダンブリシオ選手より上位の成績を収めてヨーロッパ初年度を終えました。
さらに同年マカオGP併催のASIANフォーミュラ・ルノーでは、スポット参戦した大嶋和也選手、関口雄飛選手、塚越広大選手らに競り勝ち、見事優勝を飾っています。
翌年は当時世界一の激戦区であったイギリスF3選手権に挑戦する予定でしたが、スポンサー企業の倒産で進路変更を余儀なくされ、ドイツF3に挑戦。予選では常に上位に食い込むものの、第4戦で資金が尽きて帰国しました。
帰国後、8月からT.D.P(トヨタ・ヤングドライバーズ・プログラム)のサポートで全日本F3選手権に参戦しましたが短期間の参戦では結果につながらず、フォーミュラドライバーとして、F1への夢を一旦は断念しました。
その後も資金不足と戦いながら、スーパー耐久選手権やインタープロト選手権にスポット参戦。レーシングドライバーとしての夢を諦めない姿勢が、今回のスーパーGT参戦につながりました。
有限会社ランブラスは、モータースポーツマネジメント会社として今年で設立15年目。代表の町田英明は、AUTOSPORT誌やF1速報誌AS+F(アズ・エフ)や、F1 Racing誌の編集長を歴任し、独立。モータースポーツの本場イギリスに居を構え、若手レーサー育成を図り、ヨーロッパと日本を行き来する生活を続けてきました。
本年度より、海外での若手ドライバー育成を図るためドイツを拠点に日本チームとしてCRYPTOTOWER RACING TEAMを結成してユーロフォーミュラ・オープン選手権に参戦しており、カートからフォーミュラへのステップアップをサポートするため、埼玉県の「GOLDEX 本庄モーターパーク」の経営にも別会社を立ち上げ積極的に参画しております。
主な所属ドライバーは、全日本スーパーフォーミュラ、スーパーGTで活躍する関口雄飛、ランボルギーニ・スーパートロフェオやアジアン・ル・マンでチャンピオンを獲得し、WECでフェラーリを駆るケイ・コッツオリーノ、ユーロフォーミュラ・オープン選手権でチャンピオンを獲得し、FIA-F2を戦う佐藤万璃音、スーパーGTやスーパー耐久で活躍する山田真之介という面々です。
今回、夢を諦めないその姿勢に共感し、松村浩之をマネジメントドライバーとして契約するとともに、彼のレーシングドライバーとしての新たなステップを応援していく所存です。松村浩之の今後の活躍にご期待ください。
●松村浩之選手のコメント
「今回、ランブラスさんを筆頭に多くの方々が僕をサポートしてくださったおかげで、スーパーGTという日本最高の舞台に参戦することができるようになりました。本当に多くの方々が僕のために動いてくださったことに感謝するとともに、この与えられたチャンスを存分に生かし、自分のポテンシャルのすべてを出し切って、絶対に今後につながるレースをします。皆さん応援よろしくお願いします」
このリリースについてのお問い合わせ:有限会社ランブラス info@ramblas.co.jp