投稿日: 2020.08.21 14:25
更新日: 2020.08.21 14:27
更新日: 2020.08.21 14:27
ニッサン陣営内、富士で見えたわずかな光と解決すべき課題「混戦の中での再加速の動力性能」
Isoshi Sumida
以前、スーパーGTに初めて出場したGT300ドライバーが、レース中のGT500のマシンに対して「殺す光線が出ている」と表現したことがある。バチバチにやり合いながら追い抜いて行く様に、殺気を感じたというわけだ。
また、GT500ドライバーのなかにも「スタート担当はやりたくない」と言う者もいる。「殺す光線」を出している者同士が、レース中もっとも接近する瞬間がスタート直後であり、何かが起こりそうな気がするからである。そんな雰囲気に飲み込まれるようでは、この世界ではやっていけない。