
中山友貴
「まずこの大会が無事開催されてレースができることに非常に感謝していますし、厳しい状況が続いている中、僕たちがこうしてレースできるということは本当にうれしいし、非常にありがたい気持ちで一杯です」
「今回ポールポジションを獲ることが出来ましたが、僕たちは去年から新型車両を投入して、クルマの中身から外観からすべて新しい車両でのチャレンジが始まりました」
「僕が加入した当初、昨季は非常に難しい戦いを強いられ、なかなか思うようにいかないままシーズンが終わってしまった。でもオフから今年にかけてクルマの開発を非常に頑張ってくれて、開発陣やスポンサーさん、すべての方たちが一生懸命に手を施してくれたおかげで、クルマにはかなりスピードが戻って来ました」
「最初の2戦は少しトラブルなどが出て、上手く噛み合わない部分もあり結果が残せていなかったんですが、僕自身もこの鈴鹿は得意としていて意気込んでいましたし、フリー走行であまり手応えが良くなかった部分をチームが改善してくれて、非常に良い感触のなかでQ1のタイムアタックを走ることができました。個人的には『もう少しタイムが上げれたらな』と、いろいろと思うところはあったんですけど、帰って来て見たらQ1トップだったので、そこは素直に、非常にうれしかったですね」
「明日はタイヤよりも、暑さで僕の体力が持つかの方が心配です(笑)。鈴鹿サーキットは本当にクルマにもキツいし、タイヤにも厳しいサーキットなので、基本はタイヤ交換して速く走り続ける、ってのがいいんじゃないかとは思いますけど。ただ戦略的に(ルールなし)は幅が出るんで、全員平等に戦えるからいいんじゃないかなと思います」
「久々にポールポジションからスタートできますし、一番優勝に近いポジションからレースを進められるんで、嵯峨選手とふたりでaprの強さというか底力をレース結果で見せたいと思っています。最後までプッシュしたいと思いますので、是非どうぞたくさんの声援をよろしくお願いします」