関口雄飛プレスリリース

関口雄飛スーパーGT速報

 日曜日の天気予報は雨という情報もありましたが、鈴鹿サーキットは快晴のもと決勝レースのスタートに向けて各チームとも着々と準備を進めていきました。36号車はロングランでのセットアップに自信を深めており、朝のウォームアップ走行でもセットアップをさらに煮詰めることができました。

 決勝スタートはサッシャ・フェネストラズ選手が担当。スターティンググリッド12番手から、まずは綺麗なスタートを切りました。しかし、いきなり1周目にGT300クラスのマシンがクラッシュしてセーフティカーが出されました。

 5周目にレースが再開されると、サッシャ・フェネストラズ選手はコンスタントなラップを刻み、着実にポジションを上げ始めます。8周を過ぎたあたりからGT300クラスのマシンが周回遅れになりはじめると、それを巧みに利用しながら15周目には9番手まで浮上し、 さらにペースを上げます。17周目には8番手まで浮上しましたが、またしてもアクシデントでセーフティカーが導入されました。

 23周目にレースが再開され、最終的に4位まで浮上したところで25周目にピットインし、関口雄飛にドライバー交代。6番手でコースに復帰した直後、またしてもセーフティカーが出され、34周目にレース再開。関口雄飛の追い上げが始まります。

 TV解説者が「ウェイトを積んで、燃料リストリクターで直線も遅いのに、いつの間にかauスープラが素晴らしく5番手までポジションをアップしています」と驚くほど、その走りは絶妙でした。そして前を行くマシン2台が接触するアクシデントがあり、3番手に浮上。最後までハイペースで走り切った36号車は、ついに3戦連続表彰台を獲得し、ドライバーズポイントでは首位をキープ。2位とのポイント差を8ポイントに広げることに成功しました。

■関口雄飛のコメント
「12番手スタートということと、鈴鹿のコース特性、そして燃リスのことを考えると、自分としても、まさかここまで追い上げられるとは正直思ってはいませんでした。サッシャも素晴らしい走りをしてくれましたし、ピットインのタイミングも完璧でした。そしてチームが素晴らしいピットワークを見せてくれて、そこでもポジションアップができました。さらに前の2台がアクシデントでコースアウトしたり、運も味方してくれました。すべてにおいて、これ以上ない完璧なレースだったと思います。次のモテギはさらに燃料リストリクターが1段上がって、より厳しい戦いになると思いますが、今回12番手から3位表彰台を手に入れられたことで自信にもつながりましたし、同じように1ポイントでも多く獲得して、チャンピオンシップをリードしていきたいと思っています。皆さん、今日も応援ありがとうございました」

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