更新日: 2020.09.23 17:18
GOLDEX Promortions 2020スーパーGT第4戦もてぎ レースレポート
GOLDEX Promortionsプレスリリース
CRAFTSPORTS MOTUL GT-Rが4連続入賞!
システム/アプリケーション開発事業やマルチ決済ソリューション事業を手がけるGOLDEX株式会社(東京都品川区・代表取締役社長 坂本和也)は、2020年スーパーGT GT500クラスに参戦する#3 CRAFTSPORTS MOTUL GT-Rを応援しています。
新型コロナウイルスの影響により当初の予定より遅れて開催された富士スピードウェイでのスーパーGT開幕戦から7位、8位、6位と3戦連続ポイント獲得を果たし、第4戦のツインリンクもてぎラウンドを迎えました。通常のスケジュールで9月12日(土)に公式練習と予選、13日(日)に決勝が開催されました。そして過去3戦同様、無観客イベントとしての開催でした。
予選前の公式練習で#3 CRAFTSPORTS MOTUL GT-R は24㎏のウエイトハンデを科せられながらもトップから0.677秒遅れの10番手タイムを平手晃平選手がマーク。期待された午後の予選では、千代勝正選手がタイムアップしたものの、コース上では追い越し禁止の黄旗提示中のタイムだったため、そのベストタイムは公式結果に採用されず、Q2進出は果たせませんでした。ドライバーには全く責任のないアンラッキーな裁定となりましたが、第3戦同様の10番手グリッドから決勝を迎えることになりました。
決勝レースのスターティングドライバーは今回も平手晃平選手が担当し、前のマシンとは1秒を切る差まで接近するも、なかなかオーバーテイクに至らず序盤は我慢の展開となりました。順位が変動しないなか、26周を終えたところでドライバー交代のためにピットイン。千代選手は暫定12位でレース後半をスタートします。
フレッシュタイヤでの追い上げで前方の集団に追いつくと、接近戦のなかで8位まで順位を上げていきました。46周目、コース上に落ちていたパーツを回収するために今大会2度目のSCが導入されました。残り13周というところでレース再開。GT500クラスはトップから後方まで一気に間隔が縮まり、いたるところで激しいバトルが展開されました。
千代選手は、最後までプッシュを続け最終ラップに#23 GT-Rをかわし7位でフィニッシュ。開幕戦から4戦連続ポイント獲得を果たしました。(協力NISMO)
●平手晃平選手の決勝後コメント
「レース序盤はタイヤのウォームアップに気を遣いながら、集団に食らいついていって、上位集団にいればなんとかチャンスがあると思っていました。リスクを負えば抜けるチャンスはあったと思いますが、それでもまずは着実に走ることを重視し、無傷でしっかりと後半に繋ぎ、タイヤの情報などインフォメーションを千代選手に繋げることを大切にしました」
「その甲斐もあったのか、千代選手が追い上げてくれて、7位でフィニッシュできたのは良かったです。ただ、コンスタントに得点できているのはいいのですが、何か新しいチャレンジをしないと上位にはいけない気もしています。セットアップなのか、戦略なのかはまだ分かりませんが、次戦からの後半戦に向けていい材料を投入していきたいと思っています」
●千代勝正選手の予選後コメント
「個人的には、今日はベストを尽くすことができたと思っています。難しい天候のなかで、タイヤ選択も難しかったのですが、チームも僕もギリギリまで対応してコースインしました。決勝レースでも使うタイヤでしたし、走るほどにタイムが上がってい
くような状況だったので、4周目、5周目とタイムを上げていましたが、5周目に90度コーナーで黄旗が提示されていたんです」
「5周目はいつもより手前でブレーキも踏みましたし、セクターベストも更新していないのですが、ベストタイムを抹消されてしまいました。このもてぎは抜きづらいので、とにかくQ1を突破するのがミッションでした。自分の仕事にベストは尽くしましたが、不運としか言いようがないですね。レースは切り替えていくしかないと思います」
決勝後コメント
「ピットイン後は追い上げていくかたちのレースとなりましたが、かなり多くの台数とのバトルになりました。12番手から5~6台ほどの集団で争い、かなり激しいドッグファイトでしたよね。もてぎは抜きづらいこともあり、接触もありましたが、ブレーキで無理しながらも順位を上げることができました。いいバトルもありましたし、7位ということでふたたびポイントを獲れたのは良かったと思います」
「ここまで全戦得点を重ねられているので、チームとしてはいいリズムにいるのですが、やはり大量得点を獲らないとチャンピオンシップに絡めません。今のスーパーGTは予選順位が重要なので、予選でのタイム抹消がなければもう少し上位で戦えたと思います。次戦富士はまずQ2に進出するのが第一関門ではないでしょうか」
●田中利和監督の決勝後コメント
「今週末は我々にとってもチャンスがあるレースだと感じていたので、表彰台を狙っていたレースでした。ツインリンクもてぎは抜きにくいコースでもあり、予選で前につけていたかったのですが、Q1では千代選手がアタックラップのタイムを抹消されてしまい、本当にアンラッキーでしたね」
「レースでは後方からのスタートでしたが、天候も難しく、また例年の最終戦のときよりも暑かったり距離も長かったので、ライバルにトラブルが出る可能性もあると思い、チーム一丸となってあきらめず戦い、ひとつでも上の順位で、1ポイントでも多く獲ろうと戦いました。これはこのチームのいいところだと思っています」
「結果的に7位でポイントを獲得できましたが、もちろん表彰台を狙っていただけに満足はしていません。次戦、また改めてチャレンジしてきたいと思いますので、ぜひ応援よろしくお願いします」
第5戦は10月3日(土)~4 日(日)に静岡県・富士スピードウェイで開催されます。今シーズン3回目の富士ラウンドでの上位フィニッシュへ向けて#3 CRAFTSPORTS MOTUL GT-Rの躍進に大きな期待がかかります。