ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
第2スティント担当/ベストラップタイム:1分38秒749

「優勝できたことはとてもうれしい。スタートから藤波選手が素晴らしいスティントを走ってくれた。ペースもすごく良かったと感じたし、どんどん前のクルマに近づいていっていた。GT300クラスはマシンによってタイヤを変えないところがあったりするからそれだけが少し不安だった。だけど、作業自体はすごくうまくいったと思う。52号車はまさに不安が的中していてタイヤ無交換をしたから、僕がピットストップが終わってコースに出たときは15秒ぐらいギャップがあった」

「そのあとは、とにかくタイヤを労わりながらプッシュを続けて、できるだけギャップを縮めることに集中したんだ。最初は52号車との差が『結構あるな』と感じていたけど、僕らのほうがペースがよかったから、あっという間に5〜6秒ほどまで近づけた。抜くまでは時間の問題だと思っていたよ。プッシュはしていたけど、やりすぎないように気をつけてチャンスを伺っていたんだ」

「1回目のチャンスはストレートで、アウトから抜こうとしたけど入りきれなかった。1コーナーのブレーキングを遅めにしたら向こうも遅めにしていてしかも深かった。そこで52号車が少しアウトに出たところのチャンスを逃さずに前に出ることができたんだ。いずれ抜けるだろうと思っていたから無理もしていないしね」

「うまくいったのはクルマのおかげといいタイヤを作ってくれたヨコハマタイヤのおかげだと思っている。今回の気温に合わせた素晴らしいレンジのタイヤを準備してくれたからね。感謝しています」

「僕自身はGT300での初優勝でGT500で優勝したときよりも『やっと優勝できた』という思いが強い。それだけここまで時間がかかったからね。今日は本当にうれしいし、引き続きプッシュしたいと思っている。今シーズンはできる限りポイントを獲得したいと思っているよ」

「この場を借りてスーパーGTに感謝したい。コロナ禍のなかでうまく対策を採ってくれている。そのおかげで今回からファンの皆さんを呼ぶことができた。ファンがいてこそのスーパーGTだし、今回はサーキットを漂うエネルギーが全然違かったと思う。素晴らしいファンにも感謝しています。スーパーGTのスピリットはファンとともに盛り上がることなので、今回味わうことができてうれしいし、次戦も楽しみにしているよ」

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