「このたび、2016年シーズンをもって全日本スーパーフォーミュラ選手権およびスーパーGTシリーズへの参戦を終了することとなりました。スーパーフォーミュラは2014年から、スーパーGTは2015年から参戦し、監督として2年以上にわたり活動してきました。その間、多くのファン、関係者の皆さまから力強い声援と、多大なるご支援をいただいたことを、この場を借りて心より感謝申し上げます。本当にありがとうございました」と語るのは道上監督。
「全身全霊をかけてつくり上げてきたチームですので残念ではありますが、今週末のスーパーGTもてぎラウンドが最後のレースになります。皆さまの熱い応援を、何卒よろしくお願いいたします」
「なお、ドラゴの所属ドライバーや、私自身の来季については、現在ホンダと話を進めており、それぞれ新たなチャレンジを計画しているところです。皆さまには決定次第、ご報告させていただきます」
「また、国内のモータースポーツ活動は、ドラゴとして引き続き若手育成の取り組みを継続いたします。今後ともドラゴ、道上龍ともどもご声援のほど、よろしくお願いいたします」
この噂は夏頃から少しずつパドック内で囁かれていたが、このタイミングで現実のものとなった。噂では、今季WTCC世界ツーリングカー選手権にも参戦した道上監督は、ふたたびドライバーとして挑戦を行うとも言われている。来季のホンダのスーパーGT参戦体制、そして道上龍の動向には大いに注目だろう。

