上位2台のタイムに反応したように、ライバルたちも続々とタイヤを換え、タイムアタックに入るかと思われたが、その直後にふたたび雨が。午前ほどではないものの、雨あしが強く、じわじわ乾いていた路面もウエットコンディションに逆戻りしてしまう。そのため、その後各車のタイムアップはならなかった。
トップタイムは、比較的路面コンディションの良いタイミングで記録された初音ミクAMGの1分50秒121。以下、LEON AMG-GT、GAINER TANAX AMG GT3と、トップ3をメルセデス勢が独占。先代のメルセデスSLS AMG GT3時代から相性のよいもてぎで強さを発揮してみせた。
4番手はHitotsuyama Audi、5番手はStudie BMW M6と、ここまでがFIA-GT3マシン勢。JAF-GT、マザーシャシー最上位は6番手につけたマッハ車検 MC86となっている。
なお、午前中の公式練習終盤にクラッシュしたJMS LMcorsa 488 GT3は、修復作業に時間がかかり、このセッションでは走行できなかった。ポイントランキングトップのVivaC 86 MCは17番手、2位につけるB-MAX NDDP GT-Rは20番手、3位につけるARTA BMW M6 GT3は26番手にとどまっている。
明日12日は8時35分から15分間で第3戦の公式予選が行われ、13時10分に53周の決勝レースがスタートする。