鈴木亜久里監督のコメント
「予選は残念だったね。もう少し上を狙える車だったけど、タイミングが難しかった。レースはトラブルに巻き込まれてしまった部分もあるけど、みんなと話をしていると良い兆候が見えそうなので、明日までに改善して良いレースを見せたいね。頑張るよ」
星学文エンジニアのコメント
「予選はかなり難しいコンディションだったので、どういう組み合わせでタイヤを使っていくか悩んでいました。300の結果を見て、まだ路面コンディションがウェットだったので、ウェットタイヤでアタックしてもらいました。ドライバーのフィーリングも良かったのですが、終盤熱が上がりすぎてしまい、タイムアップは難しかったです。バランスは悪くないようなので、決勝もどういう車にセットにするか考えていました。第1スティントではリアタイヤのグリップダウンが大きかったので、後半は違うタイヤを着けて野尻に順位を挽回してもらう作戦でした。しかし、ピットインで隣の車にトラブルが発生してしまい、スムーズにピットアウトすることが出来ず、大きくタイムロスしてしまいました。それが無ければもう少し良い順位になれたと思います。野尻のペースも良く、軽くなってきたときはホンダのなかでも一番速かったので、今日のレースを分析して明日に生かしたいです」
松浦孝亮選手のコメント
「タイヤが暖まる前はペースが良かったのですが、ピークを過ぎてからのグリップダウンの幅が大きくて、ここ数戦この状態に悩まされていました。セットアップの改善をしないと明日は難しくなるので、解析して明日につなげたいです」
野尻智紀選手のコメント
「第1スティントは柔らかいタイヤを選んでしまったので、どうしてもミニマムでピットインしなくてはなりませんでした。後半はミディアムタイヤに履き替えてスタートしました。ここ数戦のフィーリングだと序盤にプッシュしてしまうと終盤グリップダウンしてしまうことがあったので、序盤はなるべく縦方向のグリップを使うように走りました。最初の数周はタイムが伸びませんでしたが、自分のなかではもっとタイムが出せるのは分かっていたので、あえてセーブしていました。その為か、終盤は全体的に見ても良いペースで走れていたと思います。タイヤマネージメントはそこそこ出来ていたと思います。もっともっとレース全体を通してマネージメント出来るように作っていければ明日は勝負出来ると思います」