SUBARU BRZ GT300、奮闘の末23位完走
SUPER GT Round 3 Race Report
開催日:2016年11月11日~11月13日(日)
開催地:ツインリンクもてぎ(栃木県芳賀郡茂木町)
レース:MOTEGI GT GRAND FINAL 4,801.379km×53周
参加台数:29台(GT300)
天候12日:晴れ(気温17℃)
観客数:25,500人
11月12日(土)にツインリンクもてぎ(栃木県)で行われたSUPER GT第3戦『MOTEGI GT GRAND FINAL』で、SUBARU BRZ GT300(井口卓人/山内英輝)は、予選セッションを終えて3番手タイムを記録。
さらなるポジションアップを目指して午後の決勝レースに臨みましたが、ペナルティなどを科され23位でレースを終えました。
難しいコンディションの路面で予選3番手
SUPER GT史上初となる週末2連戦となった今回のイベントでは、通常どおりのノックアウト予選ではなく、ひとつのセッションですべてのグリッドが決まる予選方式を採用しています。
GT300クラスの予選は8:35から15分間。天候は晴れですが、路面はウェット、ドライバーたちは15分間という限られた時間のなかで、変化する路面に対応しながらマシンパフォーマンスを引き出さなければなりません。
第3戦の予選でSUBARU BRZ GT300のステアリングを握るのは井口です。井口はウェットタイヤを装着してコースイン。
固めのタイヤを選んだことから温まりに苦労した部分はあるものの、残り時間5分となった段階からタイムを伸ばしはじめます。
それまで4番手につけていた井口はセッション終了間際のアタックでさらにタイムを削り、JAF GT車両のトップとなる3番グリッドを獲得しました。
「コンディションに助けられた部分もあったと思いますが、セッション最後に狙ってポジションを上げることができました。決勝では実力を最大限に発揮して、ミスなくやれればいい結果を出せる自信はあります。
それに明日もありますし、最終戦につなげられるレースができればと思います。勝負していかないと前には出られないので、それを見据えて前半スティントを考えながらプッシュできるようにしたいと思います」と、井口は午後の決勝レースに向けて意気込みを語りました。