エムズクラブ レースリリース

 ところが本山が担当した後半スティントは、やや厳しい展開となる。3位と約4秒差の4位で後半をスタートさせた46号車だったが、すぐ後ろにフレッシュタイヤを履いた後続が接近していたため序盤から苦戦。

 本山は巧みなドライビングで数周の間オーバーテイクを阻み続けたが、39周目には5位へと後退することに。

 その後はタイヤ無交換による摩耗は更に厳しさを増し、タイヤの性能をフルに使いきり限界ギリギリでマシンをコントロールするが、徐々に近づいてきた1台に残り4周となったところでついに捕らえられてしまう。

 46号車は最終戦を6位、本山はドライバーズランキング10位で2016シーズンを終えることになった。

●本山哲のコメント
「決勝でのタイヤ無交換を最初から視野に入れてタイヤ選択をしていたため朝のコンディションには合っておらず、予選では上位グリッドを獲ることができませんでしたが、そういった状況の中でアタックはまずまずだったし、順位も納得の行くものでした。

 また決勝の後半はフレッシュなタイヤで追ってくるレクサス勢に対し厳しいところはありましたが、予選から2ポジションアップのところでうまく踏ん張ることができたと思います。

 前半もっと展開に恵まれていれば表彰台の可能性もあったと思いますが、このレースに関しては、レクサス勢のパフォーマンスがアップデートされてきた中で全体的にはベストなレースができたと思います。でも最終戦で表彰台に立てなかった事はとても悔しいです。

 今年は若くて元気な新しいパートナーと組んでシーズンに挑み、ポテンシャルはあったもののアクシデントなどで結果には恵まれませんでしたが、来年はもっとチーム全体でパフォーマンスを上げ、結果が出せるシーズンにしたいと思います。

 最後になりましたが、今シーズンも最後まで熱い声援を送ってくれたファンの皆さんに感謝します!

 そして、シーズンを通して共に戦ったチームメイト、スタッフ、サポート頂いている企業の皆様方全てにこの場を借りて御礼申し上げます。

 皆さん、来季も応援よろしくお願いします!」

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