更新日: 2021.03.15 11:06
横浜ゴム、2021年も『ADVAN』『GEOLANDAR』を主軸に幅広いモータースポーツ活動を展開
2021年03月10日
プレスリリース
横浜ゴム、2021年モータースポーツ活動計画
横浜ゴム(株)は2021年のモータースポーツ活動計画を発表しました。当社は中期経営計画“Yokohama Transformation 2023(YX2023)(ヨコハマ・トランスフォーメーション・ニーゼロニーサン”のタイヤ消費財戦略において、高付加価値商品の主力であるグローバルフラッグシップタイヤブランド『ADVAN(アドバン)』、SUV・ピックアップトラック用タイヤブランド『GEOLANDAR(ジオランダー)』、『ウィンタータイヤ』の販売構成比率最大化を掲げています。
その中で、モータースポーツ活動を技術開発および『ADVAN』『GEOLANDAR』ブランド強化の場と位置付け、トップカテゴリーからグラスルーツカテゴリーまで国内外の多岐にわたるモータースポーツ競技に参戦していきます。
なお、イベントレポートやリザルトは、横浜ゴムのモータースポーツサイトやモータースポーツ専用の公式SNSでも情報を発信していきます。主な活動計画は以下のとおりです。
■GT・ツーリングカーレース
<スーパーGT>
スーパーGTはメーカーのワークス勢が主力となるGT500と個性的なチームが競い合うGT300のふたつのクラスで争われます。GT500は独自の規則に則った車両が参戦。一方、GT300は自動車メーカーが製造販売する国際規格のFIA GT3マシンと日本独自のGT車両ならびにマザーシャシーが混在し、国内外のバラエティ豊かな車種が競い合います。
2020年はKONDO RACINGのリアライズ 日産自動車大学校 GT-R(藤波清斗/ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ組)がGT300クラスのシリーズチャンピオンを獲得しました。2021年はGT500では2チームをサポートし、GT300においても19台にタイヤを供給してヨコハマタイヤユーザーを支えていきます。2021年は国内での全8大会の開催が予定されています。
<ニュルブルクリンク24時間耐久レース>
2021年はBMWカスタマーチーム、Walkenhorst Motorsportとパートナーシップ契約を締結し、『第49回ニュルブルクリンク24時間耐久レース(ADAC TOTAL 24h-Rennen)』とニュルブルクリンク耐久シリーズ(NLS)全9戦において3台のBMWのGT3にタイヤを供給します。
供給タイヤはドライ用の『ADVAN A005』とウエット用の『ADVAN A006』。2020年はニュルブルクリンク耐久シリーズ(NLS)に参戦した34号車BMW M6 GT3が最高峰クラスであるSP9 Proクラスのクラスチャンピオンを獲得しました。
<TCRリージョナル選手権・ナショナル選手権>
世界各国にて行われているTCRリージョナル選手権やナショナル選手権にADVANレーシングタイヤをワンメイク供給します。TCRジャパンシリーズ(TCRJ)をはじめ、海外でもTCRスカンジナビア、TCRデンマーク、TCRドイツ、TCRロシアにもタイヤを供給します。供給タイヤはドライ用の『ADVAN A005』とウエット用の『ADVAN A006』。
<その他GT・ツーリングカーレース>
北米では2021年より新たにPorsche Sprint Challenge North America by Yokohama、およびYokohama Drivers Cup USAにタイヤを供給するほか、日本で行われるインタープロトシリーズ(IPS)など世界各地のレースにADVANレーシングタイヤをワンメイク供給します。
■フォーミュラレース
<全日本スーパーフォーミュラ選手権>
2016年からワンメイク供給を開始した全日本スーパーフォーミュラ選手権では2021年もADVANレーシングタイヤを継続供給します。供給タイヤはドライ用の『ADVAN A005』とウエット用の『ADVAN A006』。
<全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権>
全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権に、ADVANレーシングタイヤをワンメイク供給します。同シリーズはこれまで全日本F3選手権が果たしてきた“トップドライバーへの登竜門”としての役割を継承し、2020年より新たにスタートしたシリーズです。昨年に続き、供給するタイヤはドライ用の『ADVAN A005』とウエット用の『ADVAN A006』。
<スーパー-FJ>
JAFの地方選手権として、東北から九州までの主要サーキットにて地方選手権シリーズが設定され、激戦を繰り広げるスーパーFJにADVANレーシングタイヤをワンメイクにて継続供給します。