更新日: 2021.04.12 19:02
BMW Team Studie×CSL 2021スーパーGT第1戦岡山 決勝レポート
AUTOBACS SUPER GT 2021 SERIES
ROUND.1 たかのこのホテルOKAYAMA GT 300KM RACE
朝から快晴となった岡山国際サーキット。20分間のウォームアップ走行は、荒選手からスタートし、セットアップの確認を実施。セッション終盤は山口選手へマシンを託した。山口選手はチェッカーまでStudie PLUS BMWをドライブ。ウォームアップを終えた。
Rd1.決勝レース
13時30分フォーメーションラップスタート。GT500クラスを先頭に、続いてGT300クラスがコントロールラインを通過しレースがスタートした。Studie PLUS BMWは山口選手がスタートを担当。
7周目、GT500クラスとGT300クラスが入り交じりバトルする状況で前方のGT300クラスのマシンが接触によりストップ。セーフティカー(SC)が導入された。SCが先導するなか10周目にStudie PLUS BMWは急きょピットイン。ルーティンのピット作業時での給油時間短給を狙い、ここで給油のみを行って27番手でコースへ復帰した。
山口選手はその後順調に周回を重ね、迎えた28周目にルーティンのピットイン。先のピットインによって、最短のピット作業を済ませ、荒選手のドライブでコースに復帰した。
直後の29周目、前方のGT300クラスがストップ。このレース2度目のSCが導入された。SCに率いられた隊列は、クラス別に隊列を整え直し、36周目レースリスタート。
各クラスとも各所でバトルが繰り広げられるなか、荒選手はペースを崩すことなく順調に周回を重ね、上位チームのペナルティ等もあり42周目には20番手、48周目には19番手とポジションアップ。70周目に17番手でチェッカーを受けた。
■熊谷亮監督
「今回は土曜日の練習走行から速さがありませんでした。決勝は堅実路線で挑み、スタート時からはポジションをあげてフィミッシュしましたが、もちろんこの結果には満足していません。次戦はM6 GT3と相性の良い富士ですので、攻めの作戦で挑みます。引き続き応援よろしくお願い致します」
■荒聖治選手
「2021年シーズンも、この開幕戦からスタートすることができて感謝しています。今回のレースは、予選・決勝を通してみなさんに速さを見せることができませんでした。次回の富士大会は、M6 GT3がもっとも得意とするサーキットです。岡山大会特別ルールの50kg以上増やされた車両重量もなくなり、本来のM6 GT3のパフォーマンスを発揮できると思います。攻めた戦略で良いレースをしたいと思います。応援、宜しくお願い致します」
■山口智英選手
「まずは、開幕戦が天気良く無事に完走できて良かったと思っています。しかし、今回はフリー走行からレース直前のウォームアップ走行までを通して満足いくセッティングを探し当てることが難しく、予選、結果ともに納得できる位置ではありませんでした。次の富士では、表彰台を目指して頑張りますので、引続き応援を宜しくお願い致します!」