更新日: 2021.04.14 21:29
Yogibo 2021スーパーGT第1戦岡山 レースレポート
Yogibo Drago CORSE 発進!
開幕戦は耐えるレースでまずは完走
2021 Round.1 Okayama
第1戦 岡山国際サーキット
Okayama International Circuit(JPN)
April 10[SAT]-April 11[SUN]
Yogibo NSX GT3 [GT300 class]
Ryo Michigami
Shogo Mitsuyama
Qualify:20th
Race:16th
■土曜公式練習/公式予選
2021年から、新たにアメリカ生まれの魔法のビーズソファ『Yogibo』が、日本最高峰の人気を誇るモータースポーツ『スーパーGT』に参戦することになった。過去にこのシリーズで監督とし、チャンピオンまで獲得するなど、異色の女性監督として活躍した芳賀美里監督がふたたびサーキットに復帰。王座経験をもつ大ベテランのレーシングドライバー、道上龍率いる『Drago CORSE』と組み、『Yogibo Drago CORSE』としてGT300クラスに参戦することになったのだ。
ドライバーは道上、そしてこれまで多くの勝利を挙げており、ひさびさのスーパーGT参戦となる密山祥吾のふたり。新たなチーム体制への反響は抜群で、3月のテストから登場したYogibo NSX GT3のカラーリングは、早くもサーキットの注目の的となった。
そんなYogibo NSX GT3の記念すべきデビュー戦が、4月10~11日に岡山国際サーキット(岡山県)で開催された2021年第1戦だ。昨年は新型コロナウイルス感染拡大の影響で岡山ではレースがなかったこと、そして春を感じさせる陽気もあり、2日間とも多くのファンが感染防止に気をつけながら、スタンドを埋めた。
そして、我らがYogibo Drago CORSEも新たな装いで、4月10日(土)の午前9時45分にスタートした公式練習からレースウイークをスタートさせた。晴天のもと、道上がステアリングを握りセットアップの確認を行いながら20周。密山に交代して19周を走り、13番手につけた。
ただ、さまざまな車種が参戦するGT300クラスでは、性能調整と呼ばれる車両性能均衡化で各車のパフォーマンスを整えているが、Yogibo NSX GT3は正直岡山は性能調整の特性上、岡山は得意なコースではない。
また2020年からチームにとって悩みでもある公式予選での一発のタイムアタックは苦しいまま。午後の予選でも道上が1分26秒813をマークするも、20番手とYogibo NSX GT3のデビュー戦は苦しい予選順位となってしまった。