小澤正弘総監督
「そうですね、レースはミスなくいいレースができたと思っています。FCY(フルコースイエロー)でもうまくリードは保てましたし、ピットでのロスも今できる範囲のベストは尽くせたと思います。それでもあと少し届かなかったですね」
「相手もすごく良いマシンに仕上げていましたし、足りないとすれば、あとコンマ1秒でもアベレージラップを上げるということかもしれません。ただ、得意とは言えなかった富士で2位表彰台はドライバー、メカニック、みんないい仕事をしたと思います」
井口卓人
「すごい接戦だったので、最後のスティントを走る山内選手にはニュータイヤで走ってもらうために、僕はユーズドを選択して新品タイヤを残しました。その中継ぎの部分で前を追いながら、後ろかも速いマシンが来るような状況で、すごい難しいレースでした」
「それでもポールポジションを取ったり、2位にも入れたので新型BRZの速さを見せることはできたと思います。次の鈴鹿でもしっかり準備をして臨みたいと思いますので応援を宜しくおねがいします」
山内英輝
「シンプルに悔しいという部分が強いですね。決勝のロングランでは相手のほうがちょと上だったなと感じています。いいポジションからスタートできたのに、勝てなくて本当に申し訳ない気持ちです」
「でも諦めず次のレースも精一杯がんばりますので、旗を振って応援してくれたら嬉しいなと思います」
山内からはまるで敗者のようなコメントしか出てきませんでした。それほど悔しい気持ちが強かったのだと思います。
次戦のSUPER GT第3戦は5月29日(土)、30日(日)に三重県の鈴鹿サーキットで開催されます。鈴鹿は路面の摩擦が大きいコースですので、タイヤ無交換作戦は取りにくいコースです。ハンドリングマシンSUBARU BRZ GT300が得意にするコースのひとつですので、どうぞ応援をよろしくお願いいたします。

