更新日: 2021.07.18 23:44
BMW Team Studie×CSL 2021スーパーGT第4戦もてぎ 決勝レポート
AUTOBACS SUPER GT 2021 SERIES
ROUND.4 MOTEGI GT 300KM RACE
予選日に引き続き決勝も晴天となったツインリンクもてぎ。決勝に先立って行われたウォームアップ走行は荒選手が担当し、決勝に向けたセットアップを確認した。
Rd.4決勝
スタートドライバーは荒選手が担当。前日の予選によりStudie PLUS BMWのスタート位置はGT300クラス13番手。定刻の13時10分にフォーメーションラップへ向けてグリッドを離れた。スタートできない車両がメインストレート上に残ったが、フォーメーションラップ中に車両回収が完了。当初の予定通りレースはスタートした。
この週末を通して快調なStudie PLUS BMWを駆る荒選手は、オープニングラップでポジションアップ。12番手でコントロールラインを通過した。荒選手は、続く2周目、3周目も続けてポジションアップ。ハードプッシュを続け、15周目には8番手まで順位を上げた。
前半スティントはこのままシングルポジションで推移すると思われたが、20周目を迎える頃になるとパドルシフトで変速が出来なくなるトラブルが発生。荒選手はポジションを落としながらもコース上にとどまりマシンの復調を待ったが状況は改善せず、予定を早めてPITへ向かった。
Studie PLUS BMWを迎え入れたPITではトラブルシューティングを実施。ミッション制御系の修復を終えると山口選手がマシンに乗り込み、GT300クラスの38周目に27番手でコースへ復帰した。山口選手は良いペースを維持しレース終盤を走行。前半スティントで発生したマシントラブルも再発することなく、チェッカーまで周回を重ねStudie PLUS BMWはGT300クラスの25番手でこのレースを終えた。
■コメント
熊谷亮監督
「土曜日の練習走行から速さがあり、タイヤのパフォーマンスも十分で良い予選を見せることができました。決勝も序盤は力強いパフォーマンスを発揮でき、良い結果を残せるかと期待しただけにマシントラブルは残念でした。しかし、この週末は収穫も沢山ありましたので、今後のレースに繋いでいくことができると思います。引きつづき応援よろしくお願い致します」
荒聖治選手
「今回のもてぎ大会では、ヨコハマタイヤさんが準備してくれたタイヤのパフォーマンスが高く、予選・決勝ともに速さがありました。決勝レースでは、暑さによる影響でパドルシフトにトラブルが発生してしまいました。上位を狙えそうな手ごたえがありましたが、残念な結果となってしまいました。次回の鈴鹿も、上位を目指して走ります! 応援、宜しくお願い致します」
山口智英選手
「久々のM6 GT3のドライブでしたが、予選の感触も悪くなく、クルマのセッティングも良さそうだったので期待していたのですが、暑さに負けてしまいました。その後、ドライバーチェンジして、ピットアウト後は決勝での走り方や11月のもてぎ戦に向けてのコース習熟を行いました。どちらかというと苦手なコースだったのですが、周りのクルマと遜色無い感じだったので、次のもてぎや次戦の鈴鹿など、今後の自信に繋がったと思っています。引続き応援を宜しくお願い致します!」