更新日: 2021.11.08 11:14
BMW Team Studie×CSL 2021スーパーGT第7戦もてぎ 決勝レポート
AUTOBACS SUPER GT 2021 SERIES
ROUND.7 MOTEGI GT300KM RACE
決勝は晴天で、この時期には珍しいほどの高い気温、路面温度での開催となった。ウォームアップ走行は山口選手のドライブでスタート。後半は荒選手へ交代し、車両の状態、タイヤの確認を行った。
Rd.6決勝
スタートドライバーは山口選手が担当。前日の予選によりStudie PLUS BMW はクラス19番手からスタート。
レーススタート後、ペースが上がらず23番手までポジションダウン。5周目に上位を走行していた車両がトラブルにより停止したためFCY(フルコースイエロー)が提示された。FCY解除後すぐの12周目、GT300クラスの車両同士が接触し車両が停止したため、再度FCYが提示された。14周目にFCYが解除された時点でのポジションは20番手。山口選手は予想以上に高い路面温度とタイヤコンパウンドのアンマッチに苦しみながら周回を重ね、20周目のルーティンのピットまで周回を重ね、荒選手へドライバー交代した。
アウトラップを終えStudie PLUS BMWは23番手。前を走行する車両よりかなり速いペースで走行し、37周目には20番手、46周目にはGT500クラスの上位車両と絡むなか、18番手までポジションを上げた。荒選手はその後もペースを落とすことなく最後までプッシュを続け、クラス15番手でチェッカーを受けた。
※FCY(フルコースイエロー):小規模なアクシデント時に提示。宣言後、全ポストで黄旗が振られると走行速度が80km/hに規制され、追越し禁止。この間のピットインは禁止。
熊谷亮監督
「この週末のもてぎは、事前予想を上回る路面温度と気温がすべてでした。タイヤがハマらず予選も決勝もパフォーマンスを発揮できずに終わってしまった一戦でした。今シーズンのSUPER GTも残すところあと1戦。最終戦の富士スピードウェイは最も得意とするコースですので今シーズンのベストリザルトを目指します。最後まで全力で戦い抜きますので引き続き応援のほど、よろしくお願い致します」
荒聖治選手
「あれ? 11月って、冬ですよね??? 今回は、予想よりも路気温が高くなってしまい、我々にとって厳しい予選・決勝になってしまいました。応援してくれたみなさん、ごめんなさい。次は最終戦の富士大会! M6 GT3最後のスーパーGTです。M6 GT3が持つハイスピードコースでの高いパフォーマンスを活かして、良いレースをしたいと思います。応援、宜しくお願い致します!」
山口智英選手
「通常なら最終戦となる11月初旬の茂木戦! 想像以上の気温に悩まされた部分もありました。今回は20番グリッドからスタートドライバーとして乗らせて頂きました。無事に荒選手に繋げたものの、なかなか納得できる結果が出せないシリーズが続いています。次は最終戦富士! M6 GT3最後のスーパーGT参戦! クルマとチームのみなさん、応援して頂いているみなさんと喜べる結果が出せるよう全身全霊で挑みたいと思います! 宜しくお願い致します」