投稿日: 2022.03.08 12:01

【R35型GT-Rの名レース(3)】初タイトルを懸けた松田次生の激怒と涙。執念でつかんだ“3ポイント”


P会員 | 【R35型GT-Rの名レース(3)】初タイトルを懸けた松田次生の激怒と涙。執念でつかんだ“3ポイント”

 2021シーズンを最後に、スーパーGT・GT500クラスでの使命を終えたR35型ニッサンGT-R。2009年のGT500車両規定を一部先取りする形でデビューした2008年からの14シーズンで、数々の伝説を刻んできた。

 ここでは、そんなR35型GT-Rの名レースを連載形式で振り返っていく。第3回となる今回は、新規定初年度にタイトルを決めた2014年のMOTUL AUTECH GT-Rを、シーズン最終戦を中心にレビューする。

 * * * * *
 1994年に発足したGT(JGTC~スーパーGT)の長い歴史において、2014年のGT500はもっとも大きな変革を遂げたシーズンだった。将来的にDTMドイツツーリングカー選手権との交流を見据え、また開発費高騰を防ぐ目的も含め、車両レギュレーションが大幅に変わったのだ。

ここから先はautosport web Premium
会員限定コンテンツとなります
ログインして続きをみる または autosport web Premium会員登録 autosport web Premiumとは


関連のニュース