更新日: 2022.05.09 18:31
スバル/STI 2022スーパーGT第2戦富士 決勝レポート
予選順位:1位
決勝順位:3位
Team Ranking:6位
Driver Ranking:5位
2022.05.04 – SUPER GT 第2戦 富士スピードウェイ決勝
SUBARU BRZ GT300、3位表彰台獲得
5月4日(水)、行動制限のないゴールデンウイークを迎え、晴天に恵まれた2022年SUPER GTシリーズ第2戦『FAV HOTEL FUJI GT450km RACE』は7万3000人のモータースポーツファンを集めて決勝レースが行なわれました。
午後2時30分にセーフティカー先導からのローリングスタートで450km100周のレースがはじまりました。スタートドライバーは山内がステアリングを握り、1コーナーをトップで駆け抜けますが2番手の10号車GT-R GT3も好調で、山内に仕掛けてきます。1周目トップで戻ってきたのは、その10号車。BRZ GT300は2番手に下がっています。
その後山内は2位をキープしたまま1回目のピットインに入りますが、給油時間が長くポジションを4番手に落としてコースに復帰します。途中52号車が2回目のピットにはいったこともあり山内は3位に浮上。そのまま周回を重ねていましたが、ほかのマシンのクラッシュがあり赤旗中断となりました。
結果的に2回の赤旗中断となる荒れたレースになり、BRZ GT300はセーフティカー先導のまま3位でチェッカーを受けます。レースは62周(GT300は58周)しか消化しておらず暫定3位でレースは終了しました。
山内英輝
「抱えている課題は見直しもしなければならないし、いい部分もたくさんあるので次につなげていければと思います。レースではいいプッシュができていたと思うし、最低限の表彰台は獲得できたので、それはよかったと思います」
小澤総監督
「決勝の仕様は大きく変えなくてもイケると判断して、満タン用の車高に変更した程度でした。戦略としてはスタート直後は攻めた走りをするので、最初のスティントは、タイヤに厳しくなります。そのためどうしても短めになりますが、それが意外とカラミも少なくロングにイケたので、そのまま燃料給油とニュータイヤで山内連続スティントとしました。長距離レースだと戦略の幅も広がり、マシンもしっかり走らせられる仕上がりにできてたので、次につながると思います。その次の鈴鹿は得意のコーナリングコースですし、サクセスウエイトは増えますけど、しっかりまとめてポイントを重ねたいと思います」
次戦のSUPER GT第3戦は5月28日(土)、29日(日)に三重県の鈴鹿サーキットで開催されます。ハンドリングマシンSUBARU BRZ GT300が得意にするコースのひとつですので、どうぞ応援をよろしくお願いします。