今年でスーパーGT参戦4年目を迎える井口は「今年は3つの目標を掲げている」と今季への抱負を明かした。
「ひとつ目はスーパーGTでのシリーズチャンピオン獲得、ふたつ目は昨年開催されなかった地元九州のオートポリス戦での優勝です」

「最後は、昨年ランキング2位で終えたTOYOTA GAZOO Racing 86/BRZ Raceでのシリーズチャンピオン獲得。この3つの目標を掲げて、2017年シーズンに挑みます」
井口のパートナーを務める山内も「チャンピオンを獲らなければ歴史に名を刻むことはできません。今年は必ずチャンピオンを穫れるように頑張っていきます」と意気込んだ。
最後に、今年もチームを率いる辰己総監督は「去年はチャンピオンも獲れず、目標としていたシーズン3勝を達成することができませんでした」と2016年を振り返り、「今年はなんとしても、ふたりの抱負を達成できるよう、マシンを改良しています」と語った。
「BRZはストレートで抜かれてしまうことが多かったので、井口と山内はコーナリングで頑張ってくれていました。しかし、それがクラッシュなどにもつながってしまっていたのです」
「今年はもう少し、直線で楽ができるクルマをドライバーに用意したいと考えました。そういったマシンを与えることができれば、記憶にも記録にも残るシリーズチャンピオンという結果が得られると思っています」