「今季GT300クラスは各チーム新車の投入が相次ぎ、非常に激戦が予想されており、より量産車に近いクルマがチューニングされたカテゴリーでの激戦区のなかに一緒に身を置いて戦うことで、精神面でも技術面でも、様々な面から学ばさせていただければと思います」
今回のコラボはまた、GT300での戦いとともに、両チームとも縁が深い将来のル・マン24時間復帰を見据えたものであるのは間違いないようだ。
「将来的には、私どもが鍛錬の場として挑戦してきたル・マン24時間にもご一緒できれば良いなとも考えております」と佐藤代表。
「なにせ、チームタイサンさんのレーシングナンバー26番は、私どもが1973年にル・マン24時間に初挑戦した時のレーシングナンバーと同じ。浅からぬ縁を感じますね」
最新のGT3カーに対し序盤は苦戦が強いられそうだが、GTファンにとっても、スポーツカーファンにとっても楽しみなジョイント。今後の活動が大いに気になるチームだろう。