投稿日: 2022.08.06 20:56
更新日: 2022.08.06 20:57
更新日: 2022.08.06 20:57
「もう無理」だったBRZ山内。「いつもLEONが前にいる」と嘆く初音ミク谷口。GT300上位勢の誤算と困惑【第4戦富士予選あと読み】
Kazushi Nakano / autosport web
「もう無理だ!」
1分35秒5を叩き出した最初のアタックラップでは、4輪脱輪が気になっていたSUBARU BRZ R&D SPORTの山内英輝は、続けて2周目のアタックへと入っていた。そこに、「僅差で65号車(LEON PYRAMID AMG)が上回った」とチームから無線が入る。1周目できっちりとタイヤを使い切ってしまっていた山内は、その時点で逆転ポールポジションを奪えないことを悟った。
「ただ、出し切ることはできました」と山内はアタックラップを振り返る。
今回の予選Q2では、ポールポジションのLEON蒲生尚弥と山内のふたりだけが、3番手以下を突き放す異次元のタイムを記録する結果となった。
このSUBARU BRZ R&D SPORTのパフォーマンスに関して山内は「正直、クルマの方はテストも少ないなか、開幕当初から大幅に変えられるものもないですし、タイヤによるところが大きいです」と分析している。