第4戦/予選
富士スピードウェイ2022.8.6 sat
期待以上の好結果を残した公式予選決勝レースは6位からスタート
2カ月以上の長いインターバルを経て、SUPER GTは第4戦富士を迎えました。夏休みということもあり、多くのファンが観戦に訪れたサーキットには子供連れの姿も多く見られました。
レース距離は100周となっており、これは第2戦、第3戦の450kmとほぼ同じ距離となります。チームによっては第3ドライバーを登録していますが、K-tunes Racingは新田守男選手と高木真一選手の、ベテランドライバーコンビで戦います。
真夏のレースということで、灼熱が予想されました。夏の富士は50°Cを超える路面温度にもなります。しかし当日は、路面温度が28°Cという、とても涼しい天気。高温に対応したタイヤを持ち込んだことで、K-tunes Racingはやや不安な中で公式予選を迎えました。午前中の公式練習でトライ&チェックしたものの、良い結果を期待できずにいました。
しかしベテランコンビは、しっかりと粘り腰を見せてくれました。予選Q1をB組で戦った高木真一選手は、僅差の接戦の中、6番手タイムをマーク。予選Q1を突破して見せました。バトンを受け取った新田守男選手もまた、予選Q2で見事に6番手タイムをゲットすることに成功しました。トップ争い、というには少しタイムが足りませんでしたが、それでもタイム差は大きくありません。
明日、日曜日の天気予報は、午後から晴れとなっていて、路面温度も上昇することが予想されます。そうなるとK-tunes Racingが持ち込んだタイヤが本領を発揮してくれることになります。決勝レースは8月7日(日)、富士スピードウェイで午後2時スタート予定となっています。
影山正彦チーム監督
想定していた結果以上の、うれしい誤算の予選でしたね。真夏ということで高温に対応したタイヤを持ち込んだんですが、まるで秋のような涼しい天気になってしまって、どうなるかと思っていました。ベテランドライバー2人のガンバリもあって、最終的には明日は3列目からのスタート。しかも路面温度が上がりそうな天気予報になっているので、決勝レースでも良い結果につなげたいですね。
新田守男選手
想定していた温度よりも今日は、かなり低いので、どうなるかと思っていたんですが、高木真一選手はQ1で6番手、ボクもほぼ完璧なタイムアタックができたので、良かったですね。これ以上は、もうちょっと望めない結果だと思います。明日の決勝レースは、もっと暑くなってくれたら、さらに良い結果につなげられるかもしれませんね。
高木真一選手
今回のコンディションは寒すぎて、タイヤは路面温度に合っていなかったんですが、それでもある程度のタイムが出せることが判ったのが、今日の収穫のひとつですね。Q1を突破できたのは本当に僅差だったんですが、新田守男選手につなげることができて良かったです。明日は長いレースになりますが、タイヤ開発を含めて、しっかりと戦って良い結果を残したいですね。