GT300上位勢のマシンに次々とアクシデントが発生したスーパーGT第4戦富士。レース中盤までクラストップを維持してきたグッドスマイル 初音ミク AMGがタイヤトラブルにより戦列を離れると、観衆の注目は首位に浮上した11号車GAINER TANAX GT-R安田裕信に移った。
初音ミクが脱落した77周目終了時点で、安田と背後の61号車SUBARU BRZ R&D SPORT山内英輝とのギャップは2秒。レース終盤、コース上での首位争いに向け俄かに見る者のテンションは高まったが、追われる立場となった安田は、10周以上前からこのバトルを予期していた。
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