更新日: 2022.09.19 01:53
BMW Team Studie 2022スーパーGT第6戦SUGO 決勝レポート
AUTOBACS SUPER GT 2022 SERIES
Round6 SUGO GT 300km RACE
青空に包まれたスポーツランドSUGO。台風の影響もあり風が強く、午後からの天候は不安定な予報が出ている。ウォームアップ走行はアウグスト・ファーフス選手からスタート。後半荒選手へ交代し、決勝に向けたセットアップを確認した。
Rd.6決勝
前日の予選によりStudie BMW M4は9番手グリッドからのスタート。ファーフス選手が乗り込み、定刻の14時00分に宮城県警の先導によるパレードラップへ向けてグリッドを離れた。
ファーフス選手はオープニングラップを9番手キープ。後方でクラッシュ車両がありSC※が導入された。リスタート後も、9番手ポジションをキープ。4番手を7台で争いながらの走行が続く。
コース上で雨が落ち始めたLap13で7番手にポジションアップ。雨が強くなり、上位車両が次々とタイヤ交換のためにピットに入るが、Studie BMW M4はウエットタイヤにも遜色のないタイムで走行を重ね、Lap16には3番手、Lap17には2番手ポジションを走行。Lap18ライバル車両のストップによりFCY※が宣言された。
グリーンフラッグ後のLap19には前の車両がピットインしたためクラストップで走行。スリックタイヤのままポジションをキープし、Lap28でルーティンのピットストップのためピットへ呼び込んだ。
荒選手へドライバー交代し、ウエットタイヤでコースに戻る。同時にピットインしていたライバル車両に先行を許し、その時点で12番手ポジション。アウトラップを終えた荒選手は、前の車両に迫りLap34で8番手にポジションアップ。Lap38には上位車両のピットストップがあり6番手にアップ。その後も荒選手は順調に走行を重ねLap43には4番手、さらに前を行く車両をとらえ2番手にポジションアップ。
路面が乾き始めたLap46で後ろの車両に先行を許し3番手ポジション。Lap48でスリックタイヤへタイヤ交換を行った。前を走る車両のピットストップもあり3番手をキープしてコースへ戻ったが、前を走る車両と接触してしまう。走行には問題がないためそのまま走行を続けるが、Lap52で4番手にポジションダウン。再度雨が落ち始めたコースで後方の車両が直後に迫る。GT500クラスへ前を譲りながらポジションをキープするが、Lap72で先行を許し5番手でこのレースを終えた。
※FCY(フルコースイエロー):小規模なアクシデント時に提示。宣言後、全ポストで黄旗が振られると走行速度が80km/hに規制され、追越し禁止。この間のピットインは禁止。
※SC(セーフティカー):安全な走行が確保されない場合に提示。宣言後はセーフティカーが先導し追い越し禁止。ピットインと給油・タイヤ交換などは可能。ドライバー交代は禁止。