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投稿日: 2022.10.02 11:06
更新日: 2022.10.02 11:10

K-tunes Racing 2022スーパーGT第7戦オートポリス 予選レポート


スーパーGT | K-tunes Racing 2022スーパーGT第7戦オートポリス 予選レポート

第7戦/予選
オートポリス
2022.10.1 sat

残念ながらQ2進出ならず
決勝を見据えた戦略に活路

 2022シーズンもラスト2戦。第7戦のステージは九州のモータースポーツの聖地、オートポリスです。元々の地形を活かした強いアップダウンを持つコースレイアウトは、ドライバーのスキルを問うコースです。その難コースで、K-tunes Racingは過去3レースを戦い、1勝を含む3戦すべてで入賞という結果を残してきました。当然、今回のレースでも好成績への期待が高まります。

 最終戦の1戦前ということでサクセスウエイトが、獲得ポイントの3倍から1.5倍へと半減します。大量のポイントをゲットしていたランキング上位のチームは、大幅な減量になり、競争力を取り戻すことになります。96号車も前戦でポイントを上乗せしましたが、38kgから22kgへと減量。秋晴れと呼ぶにピッタリの快晴の元、強い陽差しに照らされたサーキットは、想定以上に暑くなっていました。オートポリスのコースはタイヤにとってもハードで、K-tunes Racingは決勝レースを見据えた耐久性重視のタイヤ選択をしました。

 予選Q1は新田守男選手が担当しました。最初のタイムアタックで、午前中の公式練習よりも0.5秒近く速い1分44秒台半ばをマークしますが、ライバルたちのタイムアップはそれよりもはるかに大きく、ジリジリと順位を下げていきます。結局11位となり、予選Q2進出はできませんでした。何かトラブルがあったわけではなく、シンプルに速さを出すことができなかった、ということになります。

 決勝レースは21番グリッド、やや後方からのスタートとなりました。しかし決勝を見据えたタイヤ選択、マシンのフィーリングやバランスなどにドライバーが不満を持っていないことなど、後方からの追い上げに期待できる状況であると言っていいと思います。

影山正彦チーム監督

「公式練習から状態は悪くなくて、ドライバーのフィーリングも悪くなく、長い距離でのラップタイムも悪くなかったんですね。ただライバルチームのタイムアップが大きくて、96号車もタイムを上げたんですが、それでは足りなかったですね。Q2へと進めなかったのは残念ですけど、決勝レースを重視した戦略なので、明日は追い上げるレース展開に持ち込みたいですね」

新田守男選手

「単純に速さが足りなくて予選Q2へと進めなかった、ということですね。ただ硬めのタイヤを履いているので、正直なところ、こんなものかなと思っています。決勝レースに向けては、マシンのフィーリングも悪くないし、バランスも悪くないので、グリッドはやや後方ですけども、そこから追い上げて行けると思います。とりあえず入賞を目指して、ポジションを上げていきたいですね」

高木真一選手

「長い距離のタイヤのチェックもしっかりできています。オートポリスのコースはタイヤへの攻撃性の高いので、今回の持ち込んだタイヤは耐久性を重視した方向性なので、明日の決勝レースでは上位を走るマシンが落ちて来るのをしっかりと捉えて、ひとつずつ順位を上げていけば、自然と結果はついて来るんじゃないかと思っています」


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