更新日: 2022.10.03 13:11
ホンダ 2022スーパーGT第7戦オートポリス レースレポート
●佐伯昌浩 HRC SGT Large Project Leader
「ここまでポールポジションも獲れていないうえ、完全な形で優勝もできていないという苦しいシーズンになっていましたが、今回ワン・ツーというかたちでレースを終えることができました」
「今年はZが非常に強くストレートスピードも速いということで、開幕第2戦以降、鈴鹿、富士、鈴鹿、富士と続いて(コース特性上)シーズン前半はかなり厳しいと覚悟していましたが、シーズン後半は我々が有利になるので逆転しようという計画でした」
「前回のSUGOで雨が降り少々思惑が外れてしまったものの、今日の結果で17号車と100号車にシリーズチャンピオンの可能性が残りましたので、勢いをつけて全力で獲りに行きます。応援よろしくお願いいたします」
●塚越広大 Astemo REAL RACING
「昨日はアクシデントがありましたが、予選にマシンを間に合わせてくれたチームとホンダのサポートがあっての優勝だと思います。今日のレースに向けたセットアップも、かなり難しいなと思っていたので、みんなでアイデアを出し合って決めて、それを信じてレースに臨みました」
「ノブ(松下)も集中して走ってくれているようだったので、僕は長いスティントになりましたが、後半最後までしっかり走れれば良い結果が得られると思っていました。最後の方で100号車、24号車が後ろから来ていると(ピットから)言われましたが、走り方を考えながら集中して逃げきりました。本当にジェットコースターのような週末でした」
●松下信治 Astemo REAL RACING
「今週は昨日のクラッシュから始まってしまったんですが、チームには『これくらい直すから何も気にせず待っていてくれ』と言われて、ものすごくうれしかったし、『ああ、信じてくれているんだな』と思えたので、予選では不安にとらわれることなくいい走りができ、Q1を通過できたことが今週のポイントだったなと思います」
「今日は本当にリラックスしてレースを迎えられて、(自分のスティントの)最後の最後で19号車も抜けましたし、その後ピット戦略もうまく行き、(塚越)広大さんがまとめてくれて、本当にチームがひとつになったような気がしました」