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投稿日: 2022.10.03 20:21
更新日: 2022.10.03 20:23

スバル/STI 2022スーパーGT第7戦オートポリス 決勝レポート


スーパーGT | スバル/STI 2022スーパーGT第7戦オートポリス 決勝レポート

2022.10.02 スーパーGT第7戦オートポリス 決勝
予選順位:1位
決勝順位:2位
Team Ranking:2位
Driver Ranking:2位

SUBARU BRZ GT300、シリーズ連覇に繋がる2位を獲得

 10月2日(日)大分県日田市のオートポリスでスーパーGTシリーズ第7戦『FAV HOTEL AUTOPOLIS GT 300km RACE』の決勝レースが行われました。10月最初の週末は夏を思わせる好天に恵まれ、スバルファンシートと井口卓人応援シートを合わせて700名近いたくさんのファンが詰めかけました。そしてSUBARU BRZ GT300はポールポジションからのスタートです。今季7戦中4戦でポールを獲ることができた強いBRZ GT300に期待が膨らみました。

 スタートは井口が担当し300kmレースが始まります。ローリングスタートから井口は綺麗にホールショットを決めトップで戻ってきます。背後に52号車が迫り、逃げる展開が序盤に繰り広げられました。10周目までBRZ GT300と52号車はテール・トゥ・ノーズの競い合いをしますが、このトップ2台だけが飛び抜けて速く、3番手88号車には8秒以上のリードを築きます。

 しかし、井口はGT500クラスのトップに追いつかれた時点でインを開けたところ52号車にかわされ2番手に下がります。すぐさま追いかける井口ですが52号車は突出して速く、毎ラップで1秒以上離されていきます。

 チームはミニマム周回でピットに入れる戦略をとります。25周目に井口をピットに入れ、山内英輝に交代。山内はニュータイヤを装着してコースに戻ります。

 ピットインを済ませたなかでは順位は変わらず2番手でのコース復帰になりました。トップ52号車とは8秒程度のギャップがあり、必死に山内がアタックを続けます。最大にギャップを縮めたときには2.9秒まで詰め寄りますが、捉えるまでにはいきません。途中FCYが入ったこともあり山内は詰めきれず、また次第にタイヤの摩耗もすすみ、最後は使い切ったタイヤで必死の2位フィニッシュとなりました。

2022スーパーGT第7戦オートポリス SUBARU BRZ R&D SPORT(井口卓人/山内英輝)
2022スーパーGT第7戦オートポリス SUBARU BRZ R&D SPORT(井口卓人/山内英輝)

小澤正弘総監督

「残念でした。ポールスタートだったので勝ちたかったですけど52号車は速かったです。井口のスティントは路面温度が想定より高かったので相当厳しかったと思います。よく粘ってくれました。山内のときは路面温度が下がって追い上げができましたけど、それでも想定とは違った路面温度なので厳しかったですね。最終戦に向けては『頑張ります!』ということで応援をよろしく願いします」

井口卓人

「トップでスタートしているので勝てなかったのは悔しいです。52号車を最初はうまく抑えていたんですけど速さが違ってました。抜かれた後追いかけても離れる一方で難しかったです。状況的には厳しかったのですが、耐え忍んで2位表彰台は価値ある入賞だと思います。チャンピオン争いに残れるかどうかというレースでポイントが取れたのは大きいですね。最終戦では挑戦者だと思うので精一杯やるだけです」

山内英輝

「ギリギリでした。首の皮一枚で2位はよかったです。あと1周あったら65号車に抜かれてました。でもこれで最終戦に向けては最高の舞台が用意できたと思うので、笑顔で終われるようにしっかり準備をして挑みたいと思います」

 次戦のスーパーGTはシリーズの最終戦となります。11月5日(土)、6日(日)に『2022 スーパーGT MOTEGI GT 300km Race』が行われます。スーパーGT GT300クラス史上初のシリーズ連覇の可能性が高くなりました。みなさまからの熱い声援をお願いします。

2022スーパーGT第7戦オートポリス 山内英輝/井口卓人(SUBARU BRZ R&D SPORT)
2022スーパーGT第7戦オートポリス 山内英輝/井口卓人(SUBARU BRZ R&D SPORT)
2022スーパーGT第7戦オートポリス SUBARU BRZ R&D SPORT(井口卓人/山内英輝)
2022スーパーGT第7戦オートポリス SUBARU BRZ R&D SPORT(井口卓人/山内英輝)


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