スーパーGT ニュース

投稿日: 2022.11.06 00:12
更新日: 2023.02.28 12:56

ダンロップ 2022スーパーGT第8戦もてぎ 予選レポート


スーパーGT | ダンロップ 2022スーパーGT第8戦もてぎ 予選レポート

SUPER GT 第8戦【予選レポート】
開催場所:モビリティリゾートもてぎ

開催日:2022年11月5日

 2022年11月5日(土)、栃木県のモビリティリゾートもてぎで「2022 AUTOBACS SUPER GT Round8 MOTEGI GT 300km RACE GRAND FINAL」の公式予選が開催されました。

■GT500クラス

2022スーパーGT第8戦もてぎ Modulo NSX-GT(伊沢拓也/大津弘樹)
2022スーパーGT第8戦もてぎ Modulo NSX-GT(伊沢拓也/大津弘樹)

 シリーズ後半にかけてメキメキと調子を上げてきているダンロップタイヤを装着する2台のNSX-GT!最終戦もこの2台でダンロップタイヤは表彰台の頂点を目指します。
 
 明日の最終戦を前に開催された公式予選。公式練習では16号車が全体の2番時計をマークし好調さを誇示します。一方、14番手に沈んだ64号車ですが、ロングランのテストでは安定したタイムをマークし決勝に期待がかかります。そんなGT500クラスの公式予選Q1は16号車に大湯都史樹選手が、64号車は大津弘樹選手が担当。16号車は翌日の決勝を睨んでハード側のタイヤでコースへ送り出されます。入念にタイヤを温める大湯選手。一方、ソフト側でアタックに入った大津選手も慎重にタイヤを温めて様子を伺います。他社がアタックを終える中、64号車は計測5周目でアタックを賭けます。しかし、タイヤが温まり切らなかったとすぐ判断した大津選手は6周目に再度アタック。35秒台をマークす5番手につけます。一方、5周しっかりとウォームアップに使った大湯選手は最後の6周目にアタック。ギリギリのプッシュでこちらも35秒台。64号車を0.02秒上回り4番手タイムでQ1を通過します。
 
 さらにタイムの上がるQ2に2台ともに進出したダンロップタイヤを装着するNSX-GT。しかし、GT300クラスで赤旗中断があり路面温度が想定以上に下降していきます。16号車はハードタイヤを諦めソフト側を選択してQ2に臨みました。しかし、下がった路面温度でタイヤウォームに苦しむ状態に追い込まれてしまいます。16号車をドライブした笹原右京選手は「最後までタイヤが一番美味しい温度に入った感じがありませんでした…」とQ2を振り返ります。一方の64号車伊沢拓也選手も苦しい走り。両者ともQ1でのタイムを更新することができず7位と8位に終わりました。明日は2台ともに中団からの追い上げとなりますが、新構造のタイヤの手応えは良いものが得られています。しっかりと走り切り、今シーズンの締めくくりにふさわしい結果を得られるよう、2台のNSX-GTをサポートしていきます。
 
<GT500クラス正式結果>
P.P.  #100 STANLEY NSX-GT BS
2位 #19 WedsSport ADVAN GR Supra YH
3位 #12 CALSONIC IMPUL Z BS
4位 #3 CRAFT SPORTS MOTUL Z MI
5位 #24 リアライズコーポレーション ADVAN Z YH
6位 #8 ARTA NSX-GT BS
7位 #64 Modulo NSX-GT DUNLOP
8位 #16 Red Bull MOTUL MUGEN NSX-GT DUNLOP
 
GT500クラス リザルトはこちら
https://mos.dunlop.co.jp/motorsports/supergt/40174
 

GT500クラス/8位 16号車 Red Bull MOTUL MUGEN NSX-GT

2022スーパーGT第8戦もてぎ Red Bull MOTUL MUGEN NSX-GT(笹原右京/大湯都史樹)
2022スーパーGT第8戦もてぎ Red Bull MOTUL MUGEN NSX-GT(笹原右京/大湯都史樹)

・笹原右京選手
「公式練習はなにせ使うタイヤがはじめてだったんで、未知数のタイヤに合わせるセットアップを探すのに苦労した感じでした。でも、なんとかぎりぎり予選に間に合った感じでしたね。大湯選手のQ1は最後の最後でタイヤがあったまってくれて、なんとか通過してくれてホッとしました。64号車もソフト側でギリギリだったようなので、こっちもソフトを選択したんですが、最後まで温まった感覚がなくってタイムを出せませんでした。最終セクションでリアブレーキをロックしてしまい4輪脱輪をしてしまってタイムを残せなかったのは悔しい結果ですね。明日はとにかくチャレンジ。8番手からしっかりと戦いに残れる走りをしたいと思います」
 
・大湯都史樹選手
「Q1はハード目のタイヤで走って、正直Q1通過は厳しいだろうと思っていました。でも、自分自身やれることは全て出し尽くした完璧なラップをできたと思っています。ただ、明日は8番手からのスタート。決勝での不安材料があるのと、クルマの部分でもタイヤの部分でもチャレンジして臨んでいることもあり、未知数な部分が多いんですが、僕たちのやれることをしっかりやりきって最終戦を戦いたいと思います」

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