更新日: 2022.11.08 17:46
ニッサン 2022スーパーGT第8戦もてぎ レースレポート
●平峰一貴
「ファンの皆さん、応援ありがとうございます。やっとチャンピオンを獲ることができました。そしてチーム、NISMO、ブリヂストンやスポンサーすべての皆さんに、本当に感謝しています」
「今年でTEAM IMPULで走り始めて3年目なので、なんとかチャンピオンを獲りたい、負けたくないという気持ちで、自分なりに努力を重ねてきたつもりです。本当に厳しかった時もありますが、やっぱりファンの皆さんが応援してくれたことで力をいただき、ここまで来ることができました」
「まだ正直なところ実感は薄いのですが、どんな時でもTEAM IMPULを応援してくれた皆さんに、心から感謝しています。ありがとうございます」
●ベルトラン・バゲット
「皆さん本当にありがとうございました。チャンピオンとなったことを本当に誇りに思います。私がドライブした前半のスティントでは色々なことが起きました。タイヤのピックアップが厳しく、ポジションを落としたり、フルコースイエローやセーフティカーが導入される大きなアクシデントもありました。その中で自分を信じてポジションを上げ、そして最後の最後に平峰選手が素晴らしい走りで、勝利に導いてくれました」
「本当にうれしく、まだ信じられないほどです。この1カ月のプレッシャーを乗り越えてチャンピオンを獲得できたのは、ファンの皆さんのおかげですし、ニッサン/NISMO、ブリヂストン、星野一義監督、チームとチームメイトのおかげです。ありがとうございました」
●星野一義 TEAM IMPUL監督
「(スポンサーの)カルソニック/マレリに感謝です。カルソニック/マレリとニッサン、ブリヂストン、すべての関係者のサポートのおかげで本当に感謝しています。今年バゲットが入って、平峰と相談しながら本当にいい走りをしてくれて、使えば使うほどものすごくいいドライバーだって気づきました」
「平峰がクルマを先行して開発してくれて、最後のラップまで力を抜かない粘り強い走りを見せてくれました。ふたりのいいところでチャンピオンを獲ったという感じです。スポンサー、ファンの皆さん、本当にありがとうございました」
●松村基宏 日産スーパーGT チーム総監督
「新型Zを投入して1年間戦った結果、ニッサン/NISMO陣営として7年ぶりのシリーズチャンピオンを獲得できたことを大変嬉しく思います。新型車両開発にあたっては、総合的な戦闘力アップと、どのコースでも速さを発揮できるマシン作りが目標でしたが、それが実現できた成果で、開発チームとレースを戦った各チーム、そして応援し続けていただいたファンの皆さまに感謝いたします」
「我々NISMO Racing事業部は、自らのチームでマシンを走らせていますが、4台とも同じように開発とメンテナンスを行なってきました。そのなかで、TEAM IMPULがチャンピオン獲得という素晴らしい結果をもたらしてくれました。その他の3チームも、戦いを重ねるごとに開発グループとの連携が向上し、どのチームも上位争いできる力をつけてきました」
「不運なレースもありましたが、最終的にランキング1位と2位を占めることができたのは、ニッサン/NISMO陣営全体の努力の成果で、総監督としてファンの皆様にこの成果をお見せすることができ、本当に良かったです。これもファンの皆様の声援があったからこそで、重ねて御礼申し上げます。そして、今後もニッサン/NISMO陣営へのご声援、よろしくお願いいたします」
【GT300】
GT300クラスには5台のNISSAN GT-R NISMO GT3が参戦し、6番グリッドからスタートした#56 リアライズ日産メカニックチャレンジ GT-R(藤波清斗/ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ)がアクシデントを乗り越えて19位完走を果たし、2020年以来2度目のGT300クラスチャンピオンを獲得しました。
また、#10 TANAX GAINER GT-R(富田竜一郎/大草りき)は8位、#360 RUNUP RIVAUX GT-R(青木孝行/名取鉄平)は10位でそれぞれ入賞を果たしました。#10 GT-Rは、シリーズ全戦に参戦した大草がシリーズ3位となりました。