スーパーGT ニュース

投稿日: 2017.02.10 12:59
更新日: 2017.02.10 14:45

「クルマのポテンシャルは高い」LM corsa、2台のRC F GT3でチャンピオン争いを誓う


スーパーGT | 「クルマのポテンシャルは高い」LM corsa、2台のRC F GT3でチャンピオン争いを誓う

 INGINGがメンテナンスを担当する51号車は、中山雄一と坪井翔という若手ふたりがドライブする。12年の鈴鹿1000kmにスポット参戦して以降、5年間在籍したaprを離れ、心機一転LM Corsaに移籍した中山は「富士スピードウェイで一度テストをして、RC Fがもつポテンシャルの高さを実感できました。ドライブしやすく、プリウスからの乗り換えに関しても何の違和感もありませんでした。あとは開幕に向けてクルマを合わせ込んでいくだけですね」と語る。

「15年、16年とチームランキングで2年続けて2位だったので、今年は3度目の正直でチャンピオンを獲得したいです」

テストでマシンの潜在能力の高さを実感したという中山
テストでマシンの潜在能力の高さを実感したという中山

 中山のチームメイトを務める坪井は、15年にFIA-F4選手権の初代チャンピオンに輝き、16年は全日本F3にデビュー。参戦初年度ながらランキング3位を獲得したトヨタ期待の若手だ。

 スーパーGT初参戦となる坪井は「目標としていたスーパーGTに参戦できてとても嬉しいです。僕も違和感なくドライブできましたし、中山選手も良いクルマだと言っているので、安心しています。今年1年、中山選手のアドバイスを聞いて、成長していきたいです」とコメント。

「これまで乗ってきたレーシングカートやフォーミュラカーと違い、1台のクルマをふたりでシェアして戦うスーパーGTの戦い方は未知数な部分も多いですが、中山選手と協力して、初年度からチャンピオンを狙っていきます」と意気込んだ。

スーパーGTデビューとなる坪井も富士スピードウェイでRC Fをテストしている
スーパーGTデビューとなる坪井も富士スピードウェイでRC Fをテストしている

 また、51号車と60号車は使用するタイヤメーカーが異なり、51号車はブリヂストンタイヤを、60号車はヨコハマタイヤを使用し参戦することが明らかとなっており、同じチームで異なるタイヤメーカーを選択するという新たなチャレンジにも要注目だ。


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