また、スーパーGT300クラスに参戦する吉本大樹がドライビングアドバイザーに就任し、プログラムに抜擢された若手ドライバーの指導役となることが明らかになった。
自らもキャリアの初期にFJ1600などの入門フォーミュラに参戦していた経歴をもつ吉本は「ご存知のとおり、スーパーGTのサポートレースとして行われるFIA-F4は、レース関係者からの注目度も高いカテゴリーです。その環境下で良い結果を残した若手が上のカテゴリーにステップアップしたとき、FIA-F4で学んだことをしっかりと活かせる環境作りをしたい」と述べた。

「ちょっと体育会系の雰囲気で指導するのも良いかなと考えています。担当するドライバーのキャラクターに合わせたアドバイスをして、強い選手を育てるつもりですよ」と、若手ドライバー育成への思いを語った。
このプログラムへの応募は記者発表会が行われた10日に締め切られており、近日中に全日本カートとS-FJに参戦していたドライバーから候補者をそれぞれ1名選出。FIA-F4のマシンを使った走行と面接によるオーディションを行う。サポートの対象に選ばれたドライバー1名は、2月中に発表されるとのことだ。