更新日: 2023.04.17 14:53
BMW Team Studie 2023スーパーGT第1戦岡山 決勝レポート
AUTOBACS SUPER GT 2023 SERIES
Round.1 OKAYAMA GT 300kmRACE
予選日とは変わって青空が広がった岡山国際サーキット。
多くのファンがサーキットに来場し、グランドスタンドでは各チームのBIGフラッグも振られ熱い声援のなかついに開幕戦を迎えた。
決勝に先立って行われたウォームアップ走行では、荒選手からスタートし、後半にBruno Spengler選手へ交代し、決勝へ向けたセットアップを確認した。
[Rd.1決勝]
2023年シーズンスタートの300kmレースは、前日の予選によりGT300クラス3番手からスタートするStudie BMW M4には、Bruno Spengler選手が乗り込み、定刻の13時30分にパレードランへ向けてグリッドを離れた。
スタート直後から各所で激しいバトルが展開されるなか、Studie BMW M4は3番手ポジションをキープして走行。しかし、11周目にライバル車両と接触し6番手ポジションへダウン。
レーススタートに合わせたかのように降り始めた雨が周回を重ねる毎に強くなりはじめ、タイヤ交換の為にPITへ入る車両が増えた14周目には1コーナーでコースオフした車両が発生。車両回収の為にFCYが宣言された。
その後更にPITロード出口付近で車両ストップしたため、SCが導入された。ホームストレートでGT500、GT300クラスの順位になるよう整列。更に雨量が多くなっており、PITレーンがオープンになった18周目にStudie BMW M4もPIT INしてウェットタイヤへ交換、給油を行った。SC中に16番手でコース復帰。
SC解除後は良いペースで走行を重ね、ライバル車両のPITストップもあり31周目には11番手、36周目には8番手を走行。38周目にはルーティンのPITストップで荒選手へドライバー交代しスリックタイヤへ交換して6番手でコース復帰。41周目には4番手にポジションアップ。43周目にライバル車両がストップしたためFCYが提示された。
更にもう1台車両ストップのためFCYが継続。FCY解除される頃には雨が降り始め、47周目にはクラッシュ車両が発生しSCが導入されこのレース2度目のホームストレート上でのクラス毎の順位並べ替えを実施。その作業中更に雨量が多くなり落雷もあるため赤旗提示。全車ホームストレート上にマシンを停めた。15時35分赤旗解除し車両の並べ替えを行いSC先導でレースリスタート。
PITレーンオープンに合わせてチームはStudie BMW M4をPITへ呼び込みウェットタイヤへ交換。コースへ復帰後1コーナーでGT500クラス車両がストップしSC宣言。Studie BMW M4は6番手ポジションで走行。
更にGT300クラスの車両もストップしSCが継続。雨量が更に増えたため再び赤旗提示された。レース最大延長時間の16時30分に迫る16時20分に雷が鳴るなかSC先導で走行再開。残り5分を切った頃、再度赤旗提示されそのままレース終了が宣言された。Studie BMW M4は6番手でこのレースを終えた。