更新日: 2023.04.19 18:12
K-tunes Racing 2023スーパーGT第1戦岡山 レースレポート
第1戦/予選
岡山国際サーキット
2023.4.15 sat
雨に大きく影響を受けた予選 14位からの入賞を狙う
いよいよ開幕戦を迎えた2023 AUTOBACS SUPER GTシリーズ。K-tunes Racingにとっては地元岡山での開催ということもあり、幸先の良いスタートダッシュを決めたいところです。
今シーズンのK-tunes Racingは、何人かのニューフェイスがチームに加わっているものの、主要なメンバーはそのまま。影山正彦チーム監督、新田守男選手と高木真一選手という、全員がスーパーGTチャンピオンという豪華メンバーは不変。レクサスRC F GT3とダンロップタイヤの組み合わせも、そのままです。つまりポテンシャルを高めるのは、チーム全体の総合力であり、メンバーひとりひとりの進化ということになります。
その公式予選、天気予報どおりの雨が降り注いでいました。岡山国際サーキットは標高が高く、山岳地らしく天候が急変することかあります。当日も朝から雨が強まったり、弱くなったり、コンディションは安定しませんでした。
予選Q1を担当した高木真一選手は、予選後半になると雨が強まるという予報を得て、早めのタイムアタックへ。A組2番手のタイムをマークした直後、強雨のために赤旗中断。予選Q1はそのまま終了となり、2位でQ2進出を果たしました。
雨が弱まるのを待ったこともあり、予選Q2がスタートするまでに1時間のタイムラグが生じ、そのころには雨はすっかり弱くなっていました。しかし路面の水が少なくなっていくコンディションの変化は、残念ながら今日の96号車にはマッチしていませんでした。最終的に、新田守男選手は予選Q2を14位で終えることになりました。
決勝レースは4月16日(日)、13時30分スタート予定です。現在のところ、天気予報はまたもや雨。それでも300kmのレース距離があるだけに、まずはポイントゲットを狙いたい。
影山正彦チーム監督
「今日の予選、ちょっと残念な結果だったかもしれませんが、現状のベストを尽くした結果だと思います。予選Q1のときにはある程度のパフォーマンスが出すことができましたが、予選Q2で雨量が少なくなると苦しかったですね。明日の決勝レースでは、全員がミスすることなく、1ポイントでも多く獲得できるように、一丸となって挑みたいと思います」
新田守男選手
「予選Q2の路面状況では、今日のレインタイヤはマッチしなかったな、ということだと思います。予選の途中で違うスペックのタイヤに交換しようかとも思ったんですが、温まるまでの時間もかかるし、難しいと判断しました。現状BOPも含めて、厳しいのは判ったので、自分たちのやれることをしっかりやって、少しでもポイントを取れるレースにしたいです」
高木真一選手
「予選Q1は本当に雨量が多くて、走れるギリギリの感じだったんです。でも予報はさらに雨が強くなるということだったので、早めにアタックしてタイムを出しておいたことが、A組2位という結果につなげることができました。雨が強いコンディションのほうが、今回のレインタイヤはマッチしていたこともありますが、いろいろな発見をすることができた予選でした」